ライオンは9月9日から、歯みがきの正しいやり方を教えたり、習慣付けを促す子供用IoT歯みがきをネット販売限定で販売する。歯ブラシに装着するアタッチメントに内蔵したセンサーで磨き方を把握し、正しい方法などをレクチャーするもの。販路はアスクルが運営する通販サイト「ロハコ」限定で展開する。アスクルは販路のみならず、メーカー向けに展開中のデータ連携サービスも提供し同商品の販促を支援する。
販売する「クリニカKid'sはみがきのおけいこ」(=
画像、税込1万2100円)はスマートフォン向け専用アプリと独自開発した歯ブラシに装着するアタッチメントを連携させることで3~6歳までの子供に歯みがき方法や歯みがきの習慣付けを促すためのデバイスや歯ブラシなどを組み合わせたセット商品。
専用アプリを開き、セットの歯ブラシにアタッチメントをつけて電源をつけると「ブルートゥース」で連携。アプリ上の絵本コンテンツを見ながら、子供自身が歯みがきの大切さを理解できるように促しつつ、イラストで歯みがきを誘導しながら、歯ブラシにつけたアタッチメント内の加速度センサーで実際の歯ブラシの角度や位置、動かし方を把握し、みがけた場所やみがき残しを判断、得点付けを行うなど歯みがきのやりがいや上達を実感できるように導くという。また、アプリと連携しなくともアタッチメントから音楽が流れ、歯みがきを促す”音だけモード”も用意。スマホの充電切れ時や時間のない朝帯の利用に配慮した。なお、プリは3人までアカウントを作成でき、1商品で兄弟・姉妹が使用できる。
ライオンでは同商品のデータを通じ、「歯みがきの得点アップ方法を伝える」などの情報発信のほか、購入から一定期間が経過した顧客に対して歯ブラシの交換を促したり、「4歳になったらデンタルリンスを使ってみよう」など自社商品のレコメンドを行なうことで、売り上げ拡大を図りたい狙い。
アスクルの「ロハコ」内に同商品の特徴などを詳しく記載して購入に促す特設ページを開設し、「ロハコ」限定で販売する。
また、アスクルは販路だけでなく、データの提供も実施して販促を支援する。同社では昨秋から「ロハコ」のビッグデータを提供し、効果的な商品開発や広告出稿を支援する消費財メーカーなどに向けたデジタルマーケティングサービス「LOHACO Insight Dive(ロハコインサイトダイブ)」を開始しており、同サービスを提供する。具体的には同商品を通じて得た歯みがきデータを使った交換用歯ブラシやフロスなどのオーラルケア商品などのレコメンド施策などが最適なものかどうかなどを「ロハコ」内での実際の購買データを提供するなどして判断できるようにして施策の最適化などにつなげていけるように支援したり、同商品またはライオン製品の実購入者層などを把握してマーケティング戦略の精度向上や改善に活かす取り組みなどもサポートする。
アスクルによると「ロハコインサイトダイブ」は昨年9月に開始以降、7~8社の消費財メーカーが活用しているが多くはオウンドメディアやブランドサイトの効果的な展開につなげたり、新商品開発時に課題の把握のために活用するなどで「今回のように製品に組み込んだ連携パターンは初めての試みで期待している」(アスクルのLOHACO事業本部・成松岳志副本部長)という。
ライオンでは「クリニカKid'sはみがきのおけいこ」の売り上げ目標について「単体の売り上げ目標は非公表」とした上で「この商品を通じ、当社の様々なオーラルケア製品をお勧めし、当社製品全体の売り上げ拡大につなげたい」(ライオンのヘルス&ホームケア事業本部オーラルケア事業部の横手弘宣クリニカブランドマネージャー)とし、商品単体の売り上げよりも、この商品をハブにライオン製品全体の拡販につなげることを重点目標にしていく考えを示した。
販売する「クリニカKid'sはみがきのおけいこ」(=画像、税込1万2100円)はスマートフォン向け専用アプリと独自開発した歯ブラシに装着するアタッチメントを連携させることで3~6歳までの子供に歯みがき方法や歯みがきの習慣付けを促すためのデバイスや歯ブラシなどを組み合わせたセット商品。
専用アプリを開き、セットの歯ブラシにアタッチメントをつけて電源をつけると「ブルートゥース」で連携。アプリ上の絵本コンテンツを見ながら、子供自身が歯みがきの大切さを理解できるように促しつつ、イラストで歯みがきを誘導しながら、歯ブラシにつけたアタッチメント内の加速度センサーで実際の歯ブラシの角度や位置、動かし方を把握し、みがけた場所やみがき残しを判断、得点付けを行うなど歯みがきのやりがいや上達を実感できるように導くという。また、アプリと連携しなくともアタッチメントから音楽が流れ、歯みがきを促す”音だけモード”も用意。スマホの充電切れ時や時間のない朝帯の利用に配慮した。なお、プリは3人までアカウントを作成でき、1商品で兄弟・姉妹が使用できる。
ライオンでは同商品のデータを通じ、「歯みがきの得点アップ方法を伝える」などの情報発信のほか、購入から一定期間が経過した顧客に対して歯ブラシの交換を促したり、「4歳になったらデンタルリンスを使ってみよう」など自社商品のレコメンドを行なうことで、売り上げ拡大を図りたい狙い。
アスクルの「ロハコ」内に同商品の特徴などを詳しく記載して購入に促す特設ページを開設し、「ロハコ」限定で販売する。
また、アスクルは販路だけでなく、データの提供も実施して販促を支援する。同社では昨秋から「ロハコ」のビッグデータを提供し、効果的な商品開発や広告出稿を支援する消費財メーカーなどに向けたデジタルマーケティングサービス「LOHACO Insight Dive(ロハコインサイトダイブ)」を開始しており、同サービスを提供する。具体的には同商品を通じて得た歯みがきデータを使った交換用歯ブラシやフロスなどのオーラルケア商品などのレコメンド施策などが最適なものかどうかなどを「ロハコ」内での実際の購買データを提供するなどして判断できるようにして施策の最適化などにつなげていけるように支援したり、同商品またはライオン製品の実購入者層などを把握してマーケティング戦略の精度向上や改善に活かす取り組みなどもサポートする。
アスクルによると「ロハコインサイトダイブ」は昨年9月に開始以降、7~8社の消費財メーカーが活用しているが多くはオウンドメディアやブランドサイトの効果的な展開につなげたり、新商品開発時に課題の把握のために活用するなどで「今回のように製品に組み込んだ連携パターンは初めての試みで期待している」(アスクルのLOHACO事業本部・成松岳志副本部長)という。
ライオンでは「クリニカKid'sはみがきのおけいこ」の売り上げ目標について「単体の売り上げ目標は非公表」とした上で「この商品を通じ、当社の様々なオーラルケア製品をお勧めし、当社製品全体の売り上げ拡大につなげたい」(ライオンのヘルス&ホームケア事業本部オーラルケア事業部の横手弘宣クリニカブランドマネージャー)とし、商品単体の売り上げよりも、この商品をハブにライオン製品全体の拡販につなげることを重点目標にしていく考えを示した。