ユニクロは3月20日、東京世田谷区に「ユニクロ タマタカ店」を開設した。世田谷エリア最大規模の店舗となっており、昨年から試験運用を開始したECでの注文商品などを受け取れる「店舗受取ロッカー」を多数設置している。店舗受取の手間や待ち時間を低減することで、更なる利用拡大を図っていく。
同店舗は二子玉川駅から徒歩2分にある所業施設「玉川髙島屋」内のワンフロアで開設した大型店舗。付近にあった旧「二子玉川ドッグウッドプラザ店」の2フロアから移転・増床したもので、売り場面積は約2574平方㍍となっている。

店内にはEC商品などの受け取りができるロッカーを全部で776口配置。「これからはスマホがユニクロの入り口です。」とのコンセプトが記載されているもので、利用客は読み取り口にアプリの会員証をスキャンすることで、商品が入ったロッカーを開けることが可能。コートなど一部の大型商品については、ロッカーに入らない場合もあるが、その際には有人で対応する。
店舗受取ロッカーについては、昨年3月からトライアルで運用を開始。「大森北店」、「川崎市民プラザ通り店」、「新越谷ヴァリエ店」の東京・神奈川・埼玉の関東3カ所で試験的に行っていたが、今年3月から導入店舗を30店まで拡大して、本格展開を始めた。
ロッカーは1個当たり約30口となっており、1店舗につき2~3個を配置する場合もあるが、今回の店舗では専用スペースとして部屋を設けて、その中で運用するため、現時点の導入店の中では最大のロッカー数となっている。「店によってどれくらいの需要があるかを考えて用意している。今はトライアルで検証を進めている」(同社)とした。
同社によると、移転前の旧店舗も二子玉川駅に近く、また近隣に大規模オフィスなどが存在したことから、仕事帰りに店舗に立ち寄ってEC商品を受け取るという来店客が多かったという。新店舗についても、同様のニーズがあると見込んでいる。
元々、同社ではEC商品の店舗受け取りサービスを無料で行っており、このロッカーが無い店舗については利用者が店舗スタッフに声をかけて店内のバックヤードから取り出してもらうという仕組みになっていた。今回のように専用ロッカーを設置することで、有人受け取りの工程で生じていた顧客の手間や待ち時間を減らしていくほか、店舗運営の効率化などにも寄与すると見ている。

そのほか、同店舗の特徴として、地域密着型のコンセプトを採用。二子玉川や世田谷区などにゆかりのある企業・団体とのコラボレーションも実施。オリジナルデザインのTシャツや、トートバッグを作ることができるサービス「UTme!」では、髙島屋のマスコットキャラクターである「ローズちゃん」や、世田谷区を拠点として活動するジャパンラグビーリーグワンのラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」、また、「ロンハーマン」とのコラボレーション商品などを展開している。
なお、3月18日には「ユニクロ タマタカ店 オープン記念イベント・内覧会」を開催し、同店舗の広告物にも起用されているアナウンサーの笹川友里さんらが出席。笹川さんは「今回、タマタカのユニクロを知ることで、二子玉川の街のことをよく知れた。街のハブのような存在になっている」と語った。
同店舗は二子玉川駅から徒歩2分にある所業施設「玉川髙島屋」内のワンフロアで開設した大型店舗。付近にあった旧「二子玉川ドッグウッドプラザ店」の2フロアから移転・増床したもので、売り場面積は約2574平方㍍となっている。
店舗受取ロッカーについては、昨年3月からトライアルで運用を開始。「大森北店」、「川崎市民プラザ通り店」、「新越谷ヴァリエ店」の東京・神奈川・埼玉の関東3カ所で試験的に行っていたが、今年3月から導入店舗を30店まで拡大して、本格展開を始めた。
ロッカーは1個当たり約30口となっており、1店舗につき2~3個を配置する場合もあるが、今回の店舗では専用スペースとして部屋を設けて、その中で運用するため、現時点の導入店の中では最大のロッカー数となっている。「店によってどれくらいの需要があるかを考えて用意している。今はトライアルで検証を進めている」(同社)とした。
同社によると、移転前の旧店舗も二子玉川駅に近く、また近隣に大規模オフィスなどが存在したことから、仕事帰りに店舗に立ち寄ってEC商品を受け取るという来店客が多かったという。新店舗についても、同様のニーズがあると見込んでいる。
元々、同社ではEC商品の店舗受け取りサービスを無料で行っており、このロッカーが無い店舗については利用者が店舗スタッフに声をかけて店内のバックヤードから取り出してもらうという仕組みになっていた。今回のように専用ロッカーを設置することで、有人受け取りの工程で生じていた顧客の手間や待ち時間を減らしていくほか、店舗運営の効率化などにも寄与すると見ている。
なお、3月18日には「ユニクロ タマタカ店 オープン記念イベント・内覧会」を開催し、同店舗の広告物にも起用されているアナウンサーの笹川友里さんらが出席。笹川さんは「今回、タマタカのユニクロを知ることで、二子玉川の街のことをよく知れた。街のハブのような存在になっている」と語った。