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LINEヤフーの仮想モール　ソーシャルギフト機能実装、出店者に無償提供でギフト需要取込み支援

　LINEヤフーは3月28日から、運営する仮想モール「ヤフーショッピング」で住所を知らない相手に購入した商品を送付することができる、いわゆるソーシャルギフトサービスを実装した。同モールの出店者は無償で同機能を活用できる。ソーシャルギフトに対応dできる機能を提供することでギフト需要を取り込みやすくして出店者の売り上げ拡大とモールの流通総額アップを図る狙い。

　実装した「ギフト機能」はギフト品にもなる商品を取り扱う出店者向けに提供を始めた任意の機能で、まずは3月中旬から「ヤフーショッピング」のiOS版アプリ限定でテスト実装、同28日からはAndroid版アプリやウェブサイト含めてすべてで実装した。

　ギフト機能を実装した店舗の商品ページには「カートに入れる」という既存のボタンの横に「ギフトを贈る」というボタンが表示され、利用者が当該ボタンをクリックすると発行されるURLをギフトを贈りたい相手にメールやSMS、LINEなどで共有される。その後、受け手側が当該URLから住所などの必要情報の入力が完了すると通知が届き、注文者が購入手続きをすると受け手側に商品を配送する流れ。

　スタート時点では約100万商品が同ギフト機能の対象商品となっており、利用者が商品のキーワード検索やギフト特集ページなどから対象品を探せるようにした。今後、相手の好みがわからなくても喜ばれるギフトの探し方、贈り方の充実を目的とした機能拡充なども検討していくとしている。
 

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