仮想モールの「Qoo10」を運営するイーベイジャパンはこのほど、昨年11月22日～12月3日までに開催した大規模セールの「メガ割セール」において、前回の実績を上回り2019年9月の初回開催から17回連続で史上最高の流通額を更新した。総合ランキングでは、10位までにランクインした商品の内、7つの商品がスキンケアアイテムとなり、乾燥や肌荒れ対策などを意識した商品が人気となった。
 
　カテゴリー別で見ると、「ファッション」では保温性の高い厚手ソックスが1位となったほか、上位には裏起毛のインナーやボトムス、ルームウェアなどの防寒対策商品がランクインした。

　「メンズ・スポーツ」では、冬向けの発熱ベスト・ジャケットが好調となったほか、マッサージローラーやフットマッサージパットといったケア用品もいくつかランクインしている。「家電・PC・ゲーム」では、上位10位までの内、6商品がヘアアイロンという結果だった。そのほかにはアウトレット商品が複数ランクインしており、物価高が続いている世相を反映させる結果となった。

　「日用品・生活」では、上位4位までをマスクが占めており、冬に流行する様々な感染症の予防や花粉症対策を意識した結果になった。

　そして、年代別で見ると、20代～50代では、順位の入れ替えはあるものの、ほとんど同じスキンケア商品が10位以内にランクインした。唯一、10代のみで、他の年代ではランクインしなかったカラーコンタクトが1位になっている。どの年代においても人気のマスクは引き続き需要が高く、特に40代や50代で上位にランクインしている。

　そのほか、同モールのみで独占販売している限定商品の「Qoo10　ONLY」シリーズが好調となっており、メガ割終了直前のリアルタイムランキングでは上位5位までのうち4つが同限定商品となった。