アマゾンジャパンは11月24日から8日間、運営する通販サイトでセール「Amazonブラックフライデー」を開催する。同セールは毎年同時期に実施しているが前年は7日間だったのに対し、今回は昨年より実施期間を1日延長。さらに2日間にわたって先行セールを初めて実施するため、合計で10日間の実施とした。また、今夏に実施した有料会員向けセールで初めて実施した利用者の過去の購買履歴などをもとにセール品の中から顧客の興味関心に合致した推奨品の表示を行うなどの取り組みを「ブラックフライデー」でも実施するなどし、より訴求力を高めセール売り上げの拡大を図る考え。
 






　「Amazonブラックフライデー」は例年、ほぼ同時期に実施する大規模セールで今年は11月24日の午前12時から12月2日の午後11時59分まで家電や日用雑貨、食品、化粧品、食品、アマゾンの独自デバイスなど100万点以上の商品を割引価格で販売する
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　セール商品の拡販を図るため訴求方法を強化する。セール専用ページに今回から前日までの売り上げをもとに算出された「売れ筋ランキング」の表示や顧客ごとに推奨品を表示するパーソナライズ表示を行う。通常の販売ページではすでに商品の購入利益や商品ページの閲覧履歴などから当該顧客ごとに興味関心の高い商品を表示する形としているが、セール商品に関しても顧客ごとに興味関心の高い商品を表示するパーソナライズ表示を行う。こうしたパーソナライズ表示をセールページで行うのは7月に実施した有料会員向けセール「プライムデー」から初めて実施しており、今回のセールでも実施する。また、6月から日本でも開始したインフルエンサーを対象としたアマゾン上の専用ぺージで自身の推奨品の商品リストや商品写真を投稿してフォロワーに商品購入を促し、紹介料を支払うプログラム「Amazonインフルエンサー・プログラム」に参加する一部インフルエンサーの同セールで取り扱い商品の中から推奨品を紹介するページを掲載する。

　加えて売り上げ拡大を図るため、セール開催前である11月22日から23日まで「ブラックフライデー」と販売する家電や衣料品、日用品の一部商品を対象に先行セールを実施。また、セール期間中、合計1万円以上の購入者を対象に独自ポイント「Amazonポイント」を最大12%分還元するポイント還元増加施策などを行う。

　なお、11月17日に都内で開催した同セールの記者発表会に池田美憂・大倉士門夫妻がPRのために登壇。池田さんは「皆さん今年1年がんばった。がんばった自分へのご褒美として、これを機に欲しかったもの、手を伸ばしづらかったものを(ブラックフライデーで)で買ってください」、大倉さんは「僕はブラックフライデーを地球上の誰よりもふんだんに使い、(家族など)周りに還元したいと思っている。皆さんも還元しましょう」とPRした(=写真㊦、Amazonブラックフライデーの発表会に登場した池田美憂さん(中央)、大倉士門(右)夫妻(左はアマゾンの鈴木浩司プライム・マーケティング事業統括本部バイスプレジデント))。