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MonotaRO　韓国に新物流拠点、10万SKU在庫、1日1万行出荷

　MonotaRO(モノタロウ)は韓国で展開する電動工具や物流用品などのBtoB通販事業の配送を強化する。現地子会社のNAVIMRO(ソウル市)の新たな物流拠点として7月6日に韓国・烏山(オサン)市に「NAVIMROOSANディストリビューションセンター」(面積・約1万2000平方メートル)の稼働を開始した。同拠点の稼働で配送リードタイムを短縮、サービス向上につなげる。
 




　同拠点には同日時点では棚搬送ロボットを約120台、出荷ステーションは19基を導入・設置するなどして業務を効率化した。最大在庫能力は約10万SKU。最大出荷能力は1日あたり約1万行。

　なお、26年下期をめどに拡張を予定しており、その際には最大在庫能力はさらに5万SKU増えて合計約15万SKUに、最大出荷能力は同じく1日あたり1万行増え合計で同2万行となる予定。棚搬送ロボットも追加で約90台を導入し、合計で約210台とする予定。

　同拠点では棚搬送ロボットの導入による作業スタッフの移動距離の減少などオペレーションの自動化・省力化を推進して従来の約2倍に生産性を高め、効率的な物流運営と受注から配送までリードタイムの短縮を図っていくとしている。

　韓国子会社のNAVIMROはMonotaROが100%出資して13年に設立。運営する事業者向け間資材の通販サイト「NAVIMRO」の現状の取扱商品数は500万点。物流拠点では7万点を在庫して製造業の事業者を中心に通販事業を展開している。
 

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