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ストライプデパートメント 3月末にサイトを閉鎖へ、百貨店のEC代行も終了

2022年 1月20日 12:50

 ストライプインターナショナル子会社で社名と同名のファッションECモールを展開するストライプデパートメント(ストデパ)は、サイト上で2月末に営業を終了して3月末にサイトを閉鎖すると発表した。

 













 ストデパは2017年2月にストライプインターナショナル77・8%(現在は79・7%)、ソフトバンク22・2%(同20・3%)の合弁会社として設立。

 ファッションECモールとしては後発だが、F2層(35~49歳の女性)をターゲットに百貨店向けの高品質ブランドをそろえるとともに、利用者が商品を取り寄せて試着し、気に入った商品だけ購入してそれ以外は送料無料で返品できる「試着サービス」や、アンケートやチャットでスタッフがユーザーのスタイリングを提案する「パーソナルスタイリング」などで競合との差別化を目指していた。

 ただ、会社設立から4期連続で赤字を計上。純損失の累計は40億円を超える。また、コロナ禍で当初計画に比べて業績を伸ばせなかったことから、サイト閉鎖を決断したと見られる。

 試着サービスは1月31日申し込み分まで、パーソナルスタイリングは同月12日申し込み分まで、ポイント利用は2月末までとなるほか、「ストデパ」のPayPayモール店は1月31日に閉店する。

 また、ストデパでは19年9月から百貨店に衣料品プラットフォームを提供して運営も代行するサービス「ダース」を開始。「ストデパ」の品ぞろえと同じサイトを導入百貨店で展開できることから、13の百貨店がサービスを導入していたが、これらのサイトも「ストデパ」と同時に閉鎖する予定という。
 
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