TV施策、メーカー向けに展開【オールアバウトライフマーケティングの土門社長に聞く EC事業の現状と今後とは?㊦】 日本テレビ系列局と組み本格化
2021年 2月18日 12:50
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2024年11月21日 12:00
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――今後の展開の方向性は。
「コマース事業で運営している『サンプル百貨店』は新商品や在庫品といったスポット商品を提供するサービスとして優位性があり、『dショッピング』は定番品の販売に強い。それぞれの特性に合った商品の幅と奥行きを広げていく。それによってより利用者を増やし、流通総額を高めていくことがベースの戦略だ。両サイトの事業基盤をしっかりと拡大、形成していきつつ、それに連動する事業者にとって有用なマーケティングソリューションを乗せていく。こうした事業は収益性も高い。つまり、品ぞろえ拡充によるコマース事業の流通総額拡大とマーケティングソリューションの提供強化の両輪を回していくということが当社の戦略となる」
――マーケティングソリューションとは。
「当社では事業者の商品やサンプル品を来場者に配布して商品のPRなどができる『リアルサンプリングプロモーション』といったリアルイベントや企業の商品を『サンプル百貨店』内で特別ページで紹介する『タイアップ企画』などを行なっている。いずれもメーカーや通販事業者にとって消費者に自社の商品をアピールできるソリューションだ。
新しい試みとして、日本テレビの系列局と組んで当社の取引先がテレビ放映を活用できるサービスも開始した。2017年に親会社のオールアバウトと日本テレビ放送網が資本業務提携を締結して以降、当社では日本テレビ系列局と組み、催事イベントで連携したり、共同で通販サイトを運営したりと様々な取り組みを行ってきた。こうしたテレビ局との連携の一環として『サンプル百貨店』に商品を提供いただいているメーカーが希望する局で施策展開できるというメニューを一部の事業者でスタートしている。
『サンプル百貨店』との取り組みなどが条件だが、お試し頂いたメーカーからは好評だ。コロナ禍でスーパーマーケットは活況だ。そのスーパーでの言わば『棚取り施策』という意味でテレビ施策は効果的だ。個別にもCM放映などは行っていると思うが、当社のサービスを利用いただくことでより細やかなニーズに応えられるソリューションになっていると思う。メーカーにとっても魅力的な条件でテレビを活用することができ、当社もテレビ局にも収益が入る三方よしだ。
昨年12月からまずは数社に限定してトライアルで開始したが反応もよく、ご理解も頂けているようなので、メニューを整えて来期からは本格的に提案していきたい」
――今期(2021年3月)の見通しは。
「コロナがEC全体に追い風となっているが当社の事業においてもやはり追い風となっており、順調だ。このまま通期ベースでも順調なまま、着地しそうだ。
メーカーや通販事業者が新商品をPRでき、また、在庫商品を有効にポジティブなコミュニケーションでユーザーにお届けできる売り場としての『サンプル百貨店』に加えて、昨年からはドコモのオンラインモール『dショッピング』を共同運営することになった。『dショッピング』は定番商品を販売する総合通販サイトというポジショニングであり、スポット品と定番品の販売・ソリューションに協力できる体制が整った。この2つのチャネルをうまく組み合わせて、メーカー、事業者の需要に応えられるシーンを増やし、今後、さらに事業規模を拡大していきたい」(おわり)