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コアラスリープジャパン ソファーベッドを発売、シート引くだけで簡単に転換

2020年10月22日 13:30

 独自寝具などのネット販売を行うKoala Sleep Japan(コアラスリープジャパン)は10月19日から、ソファーベッドの販売を開始した。シートクッションを引くだけでソファーからベッドにすぐに簡単に転換できる。また、工具などは不要で簡単に組み立てられることなどが特徴。同社の通販サイト限定で販売していく。
 
 発売した「コアラソファーベッド」(=写真)は豪州本社で販売中の商品をベースに日本人の好みや住宅事情に合わせてサイズ感やシートの硬さなどを日本市場向けに改良したもの。シートクッションを引っ張ることで簡単にソファーからベッドに転換可能。また、ねじや工具が不要で10分程度で組み立てられるという。使用する素材はすべて動物性素材を使用していないヴィーガン家具だという。

 「コアラソファーベッド」はソファー時は幅190、奥行き105、高さ85センチ。ベッド時は幅(床面積)154、長さ215、高さ66センチとなる。価格は税込11万円。

 同時に「オットマン」も発売する。サイズは幅65、奥行き65、高さ43センチ。価格は同2万5000円。色はともにダークグレーとなる。

 なお、主力製品のマットレスなど他商品でも実施している購入後、120日以内であれば返品できる制度「120日トライアル」を同商品にも適用する。

 同社は2017年10月に日本で独自マットレス「コアラ・マットレス」の販売を開始した豪州のネット販売専業社の日本法人で主力のマットレスの高い機能性と競争力のある価格設定、SNSなどを活用した徹底したマーケティング戦略などが奏功し、前期(2020年6月)の売上高は前年比235%の成長と急伸。今期も前期比2~3倍の成長を見込んでいる。

 日本参入後、マットレスに特化した事業展開を進めてきたが、昨年12月に枕、今年5月からはソファー、6月にベッド台の販売をスタートするなどマットレス以外の商品展開を進めてきた。すでに豪州本社では家具の販売を本格化させており、日本においても今期からブランド名をこれまでの「コアラ・マットレス」から「コアラ」に変更した上で、家具の販売に注力する考えで今回のソファーベッドもその一環。11月にはダイニングテーブルの販売も予定しているという。

 今後は豪州で展開する商品だけでなく日本市場に特化した製品の開発にも取り組んでいく考えで好調な日本市場でさらなる売り上げ拡大を図っていくとしている。

 
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