ZOZO(ゾゾ)は10月13～27日、アーティストグループ「Da-iCE(ダイス)」のメンバー、岩岡徹さんとのコラボカフェを西千葉の「ZOZOSTUDIO COFFEE STAND」で開催している。

　同企画はダイスのメジャーデビュー10周年を記念して、LINEヤフーおよびエイベックス・クランと共同で行ったもの。これまでゾゾタウン内でさまざまなファッションブランドとのコラボ商品を販売してきた。

　今回は第3弾として、岩岡さんがディレクターを務めるブランド「COMFY」とコラボし、Tシャツとフーディーの2アイテムを販売。商品の発売を契機に、同企画とのコラボカフェを開催した。

　コラボカフェでは、地元千葉の紅茶店の茶葉を使用し、岩岡さんがプロデュースしたオリジナルドリンクを提供。西千葉の飲食店を巡るとノベルティがもらえるスタンプラリーなども実施している。また、コラボ商品の制作過程で撮影した岩岡さんの未公開写真も展示している。

　イベント初日の10月13日には、岩岡さん本人が1日店長として来店。コラボ商品を購入した人の中から抽選で100人を招待し、岩岡さんがドリンクの手渡しなどを行った(=画像)。岩岡さんのコラボ商品を実際に着てイベントに参加するファンの姿も多く見られた。

　ゾゾの企画担当者の守屋志能さんは、「メジャーデビュー10周年という歴史の中で積み上げてきたものを大事にしたい」とし、ファンに寄り添う企画作りを意識した。ダイスのメンバーも商品開発に携わり、「女性のファンが多いから、普段料理しやすいように袖を絞ろう」などと、使う人の目線に立った商品づくりを行った。

　今回のコラボ商品はすごろくの”振り出しに戻る”から着想を得た「BACK TO SQUARE ONE(バックトゥスクエアワン)」がテーマ。岩岡さんが生まれ育った千葉市内の思い出の地で、自ら撮り下ろした写真をプリントしたTシャツやフーディーを展開した。

　岩岡さんは商品の詳細が発表される前、LINEが運営する動画配信プラットフォ―ム「LINE VOOM(ラインブーム)」のオリジナル番組に出演。コラボ商品のサンプルを実際に着て登場した。後日コラボ商品の詳細が発表されると、「この前のライブ配信で着ていた服だ」などと、SNSを中心に反響が広がった。

　コラボ企画は全4回で、ペットボトルなどをリサイクルして作られた環境負荷の低い再生繊維を使用したり、ゾゾの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」の受注生産の仕組みを活用したXXSからXLまでの幅広いサイズ展開を行ったりした。