TEMPRAクラウド テレビ広告枠購入を手軽に、クレジットカード決済対応、TV通販に挑戦しやすく
「初めての方でも簡単にテレビ広告にチャレンジできるようにしたい」――。テレビ通販実施企業らがオンライン上でテレビ局から直接入札形式でテレビ広告枠を購入できる「TEMPRA(テンプラ)クラウド」が4月1日から、新機能としてクレジットカード決済を導入した。
一般的に広告主(広告代理店含む)がテレビ広告を購入する場合、決済は現金振り込みのみ。特に新規取引となる場合は前金取引が商慣習となっているが、これからテレビ通販を始めたい企業にとって、これがキャッシュフローの観点でネックとなり、テレビ通販への挑戦を断念するケースも少なくなかったようだ。
「TEMPRAクラウド」はクレジットカード決済で広告枠代金を支払えるようにすることで広告主がウェブ広告の出稿と同じように手軽かつ簡単にテレビ広告を購入できるようにした。また、クレジットカード決済でこれまでの煩雑な請求書処理や支払い手続きを回避でき、広告主の利便性の向上にも寄与する。
「TEMPRAクラウド」はSHARE BASE(=シェアベース)が運営するプラットフォ―ムサービス。オンライン上でテレビ広告枠を販売したいテレビ局と購入したい通販事業を展開する企業や広告会社、番組制作会社など、広告を出稿する広告主とをマッチングして、簡単に適正価格で広告を実施できるもの。全国の地上波局、BS局、CS局が提供する広告枠をオンライン上で購入することが可能で、15秒から120秒のCM枠や3分から29分の番組枠などが出品されており、広告主は希望する放送地域や番組のジャンルを選んで検索し、希望金額を入力することで、オークション形式で簡単かつ適正価格で、1枠数万円から放送枠を購入できる。
広告枠の空き状況や価格確認を目的とした見積機能を含めたテレビ広告枠の売買機能はもちろん、放送したい動画素材の内容をテレビ局が審査する考査依頼や、購入したテレビ広告枠にどの動画素材を使用するかを指示するための進行表の作成・連絡なども可能。テレビ広告において混乱しがちな作業が一気通貫で進行できる。2021年の本格展開スタート後から適正価格かつ効率的にテレビ広告枠を購入したい通販実施企業ら広告主と、買い手のつかなかったテレビ広告枠を抱えるテレビ局双方の利点が合致し、利用社数は今年4月時点で150社を突破、順調な推移を見せているようだ。
「TEMPRAクラウド」ではさらなる利用社数や広告枠売買の流通額のアップを図るため、今回のクレジットカード決済の導入のほか、テレビ局で課題となっている考査確認の手間を解決する「共同考査サービス」を展開する予定。これまでは各テレビ局がそれぞれ独自の考査見解を出していたため、大量の工数がかかっていた。「TEMPRAクラウド」ではこの考査を各局から一つの機関(代表考査者)に集約する仕組みを構築、考査のアウトラインを作成する予備考査を行うことで、全体の工数(作業時間)を削減するという。将来的には考査の判断基準が統一されることが期待でき、テレビ局ごとに動画素材を作りなおしていた広告主の経費削減にもつながるようだ。
今後も広告主やテレビ局双方にとって利便性を高める新機能の開発を進めていくとしている。「テレビ広告は広範囲かつスピーディに訴求ができ、信頼性の高い媒体だが、広告枠の購入方法が複雑で、テレビ通販に参入したい企業にとってはハードルが高い。TEMPRAクラウドを通して、手軽かつ簡単にテレビ広告を購入、活用できる環境を作っていきたい」(馬塲孝輔社長)としている。
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一般的に広告主(広告代理店含む)がテレビ広告を購入する場合、決済は現金振り込みのみ。特に新規取引となる場合は前金取引が商慣習となっているが、これからテレビ通販を始めたい企業にとって、これがキャッシュフローの観点でネックとなり、テレビ通販への挑戦を断念するケースも少なくなかったようだ。
「TEMPRAクラウド」はクレジットカード決済で広告枠代金を支払えるようにすることで広告主がウェブ広告の出稿と同じように手軽かつ簡単にテレビ広告を購入できるようにした。また、クレジットカード決済でこれまでの煩雑な請求書処理や支払い手続きを回避でき、広告主の利便性の向上にも寄与する。
「TEMPRAクラウド」はSHARE BASE(=シェアベース)が運営するプラットフォ―ムサービス。オンライン上でテレビ広告枠を販売したいテレビ局と購入したい通販事業を展開する企業や広告会社、番組制作会社など、広告を出稿する広告主とをマッチングして、簡単に適正価格で広告を実施できるもの。全国の地上波局、BS局、CS局が提供する広告枠をオンライン上で購入することが可能で、15秒から120秒のCM枠や3分から29分の番組枠などが出品されており、広告主は希望する放送地域や番組のジャンルを選んで検索し、希望金額を入力することで、オークション形式で簡単かつ適正価格で、1枠数万円から放送枠を購入できる。
広告枠の空き状況や価格確認を目的とした見積機能を含めたテレビ広告枠の売買機能はもちろん、放送したい動画素材の内容をテレビ局が審査する考査依頼や、購入したテレビ広告枠にどの動画素材を使用するかを指示するための進行表の作成・連絡なども可能。テレビ広告において混乱しがちな作業が一気通貫で進行できる。2021年の本格展開スタート後から適正価格かつ効率的にテレビ広告枠を購入したい通販実施企業ら広告主と、買い手のつかなかったテレビ広告枠を抱えるテレビ局双方の利点が合致し、利用社数は今年4月時点で150社を突破、順調な推移を見せているようだ。
「TEMPRAクラウド」ではさらなる利用社数や広告枠売買の流通額のアップを図るため、今回のクレジットカード決済の導入のほか、テレビ局で課題となっている考査確認の手間を解決する「共同考査サービス」を展開する予定。これまでは各テレビ局がそれぞれ独自の考査見解を出していたため、大量の工数がかかっていた。「TEMPRAクラウド」ではこの考査を各局から一つの機関(代表考査者)に集約する仕組みを構築、考査のアウトラインを作成する予備考査を行うことで、全体の工数(作業時間)を削減するという。将来的には考査の判断基準が統一されることが期待でき、テレビ局ごとに動画素材を作りなおしていた広告主の経費削減にもつながるようだ。
今後も広告主やテレビ局双方にとって利便性を高める新機能の開発を進めていくとしている。「テレビ広告は広範囲かつスピーディに訴求ができ、信頼性の高い媒体だが、広告枠の購入方法が複雑で、テレビ通販に参入したい企業にとってはハードルが高い。TEMPRAクラウドを通して、手軽かつ簡単にテレビ広告を購入、活用できる環境を作っていきたい」(馬塲孝輔社長)としている。