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日本郵便　宅配便を平均1割値上げ、10月から5年半ぶりの引き上げへ

　日本郵便は6月8日、宅配便「ゆうパック」の基本運賃などを改定し10月1日から新運賃を適用すると発表した。燃料価格をはじめとする物価や人件費などのコストが上昇する中で、将来にわたって安定的な物流サービスを展開するための改定としている。
 











　新運賃は平均で約10%引き上げる。関東から近畿へ60サイズを送る場合、現状の970円が990円と20円の値上げとなる。

　ゆうパックの値上げは、2018年3月以来5年半ぶりとなる(消費増税を除く)。基本運賃は一般ユーザーや小口利用の事業者を対象にした料金。一方、通販企業など大口についても今後、交渉し改定を進めていくとしている。

　改定は基本運賃以外に「重量ゆうパック」、「ゴルフゆうパック」、「スキーゆうパック」、「空港ゆうパック」についても実施している。

 

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