通販新聞社 / カジメイクの「アメトハレ」　東武百貨店池袋本店に14日まで期間限定出店

カジメイクの「アメトハレ」　東武百貨店池袋本店に14日まで期間限定出店

2023年 6月 9日 11:00

　レインウエアなどの製造販売を手がけるカジメイクは6月1日～14日までの2週間、同社が運営する通販サイト「アメトハレ」のポップアップショップを東武百貨店池袋本店の3階3番地イベントスペースに開設している。

　「アメトハレ」は、レインウエアやレインブーツなど梅雨シーズンに活躍する機能的で少しおしゃれなレイングッズを展開している。自社ECでは例年、梅雨時や台風シーズンの購入者が多く、需要期にリアル店を開くことで「アメトハレ」の認知拡大につなげたい意向だ。

　同社は昨年5月から今年の5月1日まで、新宿マルイ本館にショールーミング型店舗を出店していたが、契約期間終了に伴い、同店は閉店している。

　新宿マルイにリアル店舗を構えたことで、幅広い年齢層の消費者や外国人も含めてさまざまな人に「アメトハレ」を知ってもらえる機会になったようで、1年間で自社ECの会員数は1万人程度増えた。

　一方で、ショールーミング型の店舗を展開したものの、レインウエアはその場で持ち帰りたいニーズが高く、また、店頭での会員登録などを面倒に感じる消費者も多いなど課題が残った。

　そこで、同社ではその場で商品を販売するポップアップ展開を検討し、東武百貨店池袋本店への出店を決めた。
展開商品は新宿マルイでもよく売れた「3レイヤーステンカラーコート」(税込7680円)など、主力の10～20アイテムをサイズ、カラーバリエーションで見せる。

　当該商品は防水性が高く、雨を防ぎながら同時に衣服内の湿気を外に排出する透湿性に優れ、かつ美シルエットにもこだわったレインコートで、先行販売した応援購入サイト「マクアケ」でも話題となった。ただ、「アメトハレ」の中では単価の高いアイテムで、さまざまな機能性を有することから実物を見て試着して、説明を聞いてから買いたいというニーズが高く、新宿マルイと同様に東武百貨店池袋本店でも関心を示す消費者が多いと見ている。

　今回のポップアップは自社ECで告知しているほか、東武百貨店池袋本店のチラシでも告知。カジメイクでは、ポップアップ店の状況を見極めた上で、今後のポップアップ展開を検討していくという。