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「キマワリ」は、大切に使い、役目を終えた商品を捨ててしまうのではなく、〝何かに役立てたい〟というユーザーの思いに寄り添った事業で、当該サービスの第1弾として、まずは衣料品を中心とした宅配買い取りを「kimawari fashion(キマワリファッション)」の名称で展開する。
事業の運営は、千趣会の子会社であるセンシュカイメイクコーが担い、得意とするマーケティング戦略の強みを生かす。
「段ボールに商品を入れるだけ」「何点でも送料・査定無料」など、顧客の手間を最小限に抑えることでサービス利用のハードルを下げ、オークネットの持つ二次流通のノウハウやリユース・リサイクル流通ネットワークにより、回収したアイテムを〝必要な人のもと〟や〝必要な環境・資源〟に再流通させる。
回収アイテムによる循環型社会への貢献度の可視化および顧客へのフィードバックや、買い取り情報に基づく顧客への商品の紹介など、今後は「キマワリ」を起点とした発展的な取り組みにも順次着手する予定だ。
なお、千趣会は中期経営計画において2025年までに実現させる3つの目標のひとつに「商品の使用価値の最大化」を掲げ、新しい商品を販売するだけでなく、使用中・使用後のサービスも組み合わせて顧客へ価値を提供していく考え。