日本GLPは8月31日、千葉県流山市で進めている大規模多機能型物流施設開発プロジェクトの全8棟の4棟目となる「GLP ALFALINK(アルファリンク)流山8」が竣工した。延床面積が約15万5000平方メートルの施設で、既に15社の入居が決定。新たなブランドの「ALFALINK」は地域社会とのかかわりや、入居企業同士の共創といったコンセプトがあり、その一部を具現化した施設となる。
「流山8」は、敷地面積が約6万9598平方メートル、地上4階建ての免震構造の施設。地域住民にも開放するカフェテリアや公園などを併設している。
施設内には、カフェテリアの「ALCOテラス」のほか、瞑想スペースやヨガスペースもある休憩室「ALCO Longe」、コワーキングスペース「ALCOワークスペース」、貸会議室などを設けた。カフェテリアはコーヒーショップと食事提供のコーナーがあり、施設で働くスタッフのほか、地域住民も利用できるようにする。
また、入居企業の働き手の確保をサポートするため、人材派遣会社2社(バイトル、SGフィールダー)がオフィスを構えている。入居企業が人材について即座に相談できる体制を整えた。
敷地内に設けている公園「ALCO Park」では、自治体とのイベントなどの場ともなり、施設内で働くスタッフや地域住民などが交流できるようにしている。カフェテラスなどとともに地域に開かれた施設として機能させていく。
入居が決定しているのは佐川急便、三九、GBtechnologyなど15社。既に全体の8割のスペースが埋まっており、残り2割も年内に決定するとみている。なお、佐川急便はターミナルとして活用するという。
屋上には駐車場も用意した。車通勤スタッフのためのもので、入居企業へ貸し出す。また、変電設備も屋上に設置し、災害時に対応。さらに太陽光発電も設けており、72時間の電力供給を行えるようにしており、雨水を利用できる設備も配置し環境へも配慮した。
「GLP ALFALINK流山」は、計画する全8棟のうち「1」(竣工・19年2月)、「2」(同18年2月)、「3」(同18年5月)が稼働しており、そして今回の「8」が加わり4棟が完成。残りの「4~7」は23年1~6月に竣工を予定しており、全ての完成は23年6月末となる。プロジェクト全体の敷地面積は合計約43万平方メートル、延床面積は合計約92万平方メートルで、1企業の施設としては日本最大になるという。
「ALFALINK」は、「創造連鎖する物流プラットフォーム」がコンセプト。「オープンハブ」(物流をもっとオープンに)、「インタグレイテッドチェーン」(サプライチェーンをつなぐ)、「シェアドソリューション」(ビジネスの進化をサポート)をキーワードにした運営を目指している。流山のほか、相模原市(延床面積約68万平方メートル)、茨木市(同32万平方メートル)でもプロジェクトを進めている。
日本GLPの帖佐義之社長は9月16日に開催した竣工記者会見で、「これまで約20年にわる開発ノウハウを集大成したのがアルファリンク。東日本大震災時に宮城県の施設を数日で再稼働させ、支援物資の拠点とした。物流施設の継続稼働と公共性という重要性に気付き、また物流の『見せる化』『メディア化』を目的とした施設運営により物流業務のアピールが可能になると考え、アルファリンクプロジェクトを立ち上げた」と説明した。
「流山8」は、敷地面積が約6万9598平方メートル、地上4階建ての免震構造の施設。地域住民にも開放するカフェテリアや公園などを併設している。
施設内には、カフェテリアの「ALCOテラス」のほか、瞑想スペースやヨガスペースもある休憩室「ALCO Longe」、コワーキングスペース「ALCOワークスペース」、貸会議室などを設けた。カフェテリアはコーヒーショップと食事提供のコーナーがあり、施設で働くスタッフのほか、地域住民も利用できるようにする。
また、入居企業の働き手の確保をサポートするため、人材派遣会社2社(バイトル、SGフィールダー)がオフィスを構えている。入居企業が人材について即座に相談できる体制を整えた。
敷地内に設けている公園「ALCO Park」では、自治体とのイベントなどの場ともなり、施設内で働くスタッフや地域住民などが交流できるようにしている。カフェテラスなどとともに地域に開かれた施設として機能させていく。
入居が決定しているのは佐川急便、三九、GBtechnologyなど15社。既に全体の8割のスペースが埋まっており、残り2割も年内に決定するとみている。なお、佐川急便はターミナルとして活用するという。
屋上には駐車場も用意した。車通勤スタッフのためのもので、入居企業へ貸し出す。また、変電設備も屋上に設置し、災害時に対応。さらに太陽光発電も設けており、72時間の電力供給を行えるようにしており、雨水を利用できる設備も配置し環境へも配慮した。
「GLP ALFALINK流山」は、計画する全8棟のうち「1」(竣工・19年2月)、「2」(同18年2月)、「3」(同18年5月)が稼働しており、そして今回の「8」が加わり4棟が完成。残りの「4~7」は23年1~6月に竣工を予定しており、全ての完成は23年6月末となる。プロジェクト全体の敷地面積は合計約43万平方メートル、延床面積は合計約92万平方メートルで、1企業の施設としては日本最大になるという。
「ALFALINK」は、「創造連鎖する物流プラットフォーム」がコンセプト。「オープンハブ」(物流をもっとオープンに)、「インタグレイテッドチェーン」(サプライチェーンをつなぐ)、「シェアドソリューション」(ビジネスの進化をサポート)をキーワードにした運営を目指している。流山のほか、相模原市(延床面積約68万平方メートル)、茨木市(同32万平方メートル)でもプロジェクトを進めている。
日本GLPの帖佐義之社長は9月16日に開催した竣工記者会見で、「これまで約20年にわる開発ノウハウを集大成したのがアルファリンク。東日本大震災時に宮城県の施設を数日で再稼働させ、支援物資の拠点とした。物流施設の継続稼働と公共性という重要性に気付き、また物流の『見せる化』『メディア化』を目的とした施設運営により物流業務のアピールが可能になると考え、アルファリンクプロジェクトを立ち上げた」と説明した。