ウェブテクノロジの「スマートJPEG」 画質を維持したままサイズ圧縮、アパレルECなどが導入、UX改善や通信費削減も
2021年 4月15日 12:30
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2024年11月21日 12:00
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「スマートJPEG」は、通販サイトなどの掲載画像をキレイな画質のままファイルサイズを軽くするサービスで、通販サイト全体の容量を半分から3分の1にできるという。軽量化でウェブページの表示速度が改善されるため、UX向上やサイト離脱の低減が期待できるほか、データの転送量やサーバー容量が削減されることで運用コストを抑えられるなどの利点もある。
独自の画像判別アルゴリズムにより、画像の内容に合わせて画質軽量化の度合いを自動的に判断して軽量化処理を行う。
同社によると、容量の近い画像であっても、画像内容によってそれぞれ最適な圧縮率が異なるため、最適な圧縮処理が大切という。例えば、花火などの繊細な画像は圧縮し過ぎるとぼやけてしまうが朝焼けの画像などは20分の1程度に圧縮してもオリジナルの画像と遜色がないという。
「スマートJPEG」は”見た目”が悪くなりやすい画像は圧縮率を抑え、劣化が目立たない画像は圧縮率を上げることで、サイトの画質を維持したまま全体の容量を削減できる。従来であれば担当者の力量に頼っていた部分をカバーできるため、作業効率の向上が図れるのも特徴だ。
導入サイトによって求められる画質の水準が異なることから、原則7段階で圧縮率を設定可能で、商品画像や拡大画像、サムネイルなどそれぞれの役割に応じて圧縮率を変えられる。
また、画像の圧縮と一緒にリサイズしたり、イグジフ情報を削除するなど、画像にまつわる処理を最適化と一緒に行えるのも強みだ。
同社は長年、ゲーム業界で画像処理技術を磨いてきたことから、画質や価格面での競争優位性が高く、「スマートJPEG」はアパレルやインテリア、化粧品会社、電子書籍サイトやニュースサイトにも導入されている。
ブランドイメージを壊すことなく画像を軽量化できるため、とくにアパレルなどとの相性が良く、ファッションECの導入第1号はコードシェアの「フィフス」で、その後、ビームスやアーバンリサーチなどに導入が進んでいる。
現状、コロナ禍でECニーズが高まる中、有店舗小売りはEC強化に本腰を入れており、実物を見られないデメリットを解消するために掲載画像に力を注ぐことでサイトの表示速度が遅くなるケースも多く、そうした企業からの問い合わせも増えているという。
ウェブテクノロジでは、「サイト集客ばかりに注力するのではなく、せっかく集客したユーザーを表示速度が遅くてがっかりさせないことも必要」(三上夏代セールス・コミュニケーション部リーダー)としている。
今後は、導入先サイトが使っているECシステムとの連携を強化することで気軽に「スマートJPEG」を使えるようにしたり、UGCコンテンツの画像が重たいとサイト全体の容量に影響するため、そうしたマーケティングツールへの導入も目指す考え。