ECカートシステム「メルカート」やマーケティング支援などを展開するエートゥジェイは、グループ会社でEC構築パッケージシェアナンバーワンの「ecbeing」を提供するecbeingとのシナジーによるECサイトの構築・運用サポートを展開している。「ecbeing」のクラウド版で多彩な機能のある「メルカート」を導入するEC事業者などを対象に、サイトのデザインをはじめ、キャンペーン展開、広告戦略などEC売り上げアップにつなげるための各種支援で多くの実績を有している。ecbeingがこれまで手掛けてきた約1300のECサイトでのノウハウを共有しているのが強みだ(
写真は飯澤社長)。
エートゥジェイは2007年に創業。18年にソフトクリエイトホールディングス傘下となり、同傘下のecbeingと連携した事業展開に乗り出した。「ecbeing」の多数のECサイト構築の事例によるサイト運用のナレッジに基づいたサポートを、「メルカート」をはじめ、その他のASP型のサイト構築システムを導入したEC事業者に対して行っている。
「メルカート」サポート内容は、テンプレートのデザイン、スタッフのトレーニングといった導入時におけるものにはじまり、さらにキャンペーン展開や広告戦略といった売り上げを伸ばすための施策、さらに中長期的な展望も抑えて年間のスケジューリングなどを支援。テンプレートの選定は販売商品などの特性に合わせて、最適なものを提示。多彩な機能を使い課題解決をしたり、「メルカート」の機能だけでは解決できない領域の課題であるWEB広告・SEO対策や商品画像撮影など専門スタッフによるトータルサポート業務を提供する。
それらの運用サポートは、「ecbeing」の1300サイトの事例や自社がサポートしている200弱の「メルカート」などの事例から得たノウハウに基づいている。いずれも実際に稼働していて、様々な施策を行い続けている”生きた”事例から得たノウハウとなっている。
「メルカート」は、「ecbeing」の基本機能を標準仕様として提供しているもので、他の機能もオプションとして利用できるが、機能カスタマイズについては対応しない。ただ、数多い基本機能が用意されている中、エートゥジェイが運用サポートで重視するとこは「機能を削ぎ落すこと」(飯澤社長)。例えば、EC参入当初、CRMツールは会員がゼロの状態であるため必要ない。サイトを動かして顧客を取り込んでいくことが最初の取り組みであり、そのため新規顧客開拓のキャンペーンを展開するといった取り組みが求められ、そのアドバイスとサポートを行う。
「メルカート」を導入する事業者は、EC新規参入事業者、また他のシステムからリプレースのケースがあり、新規参入が7割、リプレースが3割。リプレースでは、他のASPシステムが売り上げに応じた従量課金であるため、一定の売り上げ規模になるとコスト負担が大きくなってしまう。一方、5万~12万円程度の月額で利用できる「メルカート」はコストメリットがあり、「安過ぎず、高すぎず」(同)という点で、評価を受けている。新規参入事業者においては、自前のサイト構築でなくアウトソースでまず始めてみようというニーズも多く見られるという。
「メルカート」で一定の事業規模となれば、次はカスタマイズにも対応する「ecbeing」へ移行することになる。「(『メルカート』を利用する事業者は)『ecbeing』を使いたいという方々が多い。他社のシステムでなく、同じecbeingの上位ラインへの移行が簡単に行えるため、スイッチングコストやスイッチ後の教育コストが安く中長期的に最適なコストパフォーマンスを実現できる。当社はメルカートからecbeingへの橋渡し役を担う立場でもある」(同)という。
エートゥジェイは2007年に創業。18年にソフトクリエイトホールディングス傘下となり、同傘下のecbeingと連携した事業展開に乗り出した。「ecbeing」の多数のECサイト構築の事例によるサイト運用のナレッジに基づいたサポートを、「メルカート」をはじめ、その他のASP型のサイト構築システムを導入したEC事業者に対して行っている。
「メルカート」サポート内容は、テンプレートのデザイン、スタッフのトレーニングといった導入時におけるものにはじまり、さらにキャンペーン展開や広告戦略といった売り上げを伸ばすための施策、さらに中長期的な展望も抑えて年間のスケジューリングなどを支援。テンプレートの選定は販売商品などの特性に合わせて、最適なものを提示。多彩な機能を使い課題解決をしたり、「メルカート」の機能だけでは解決できない領域の課題であるWEB広告・SEO対策や商品画像撮影など専門スタッフによるトータルサポート業務を提供する。
それらの運用サポートは、「ecbeing」の1300サイトの事例や自社がサポートしている200弱の「メルカート」などの事例から得たノウハウに基づいている。いずれも実際に稼働していて、様々な施策を行い続けている”生きた”事例から得たノウハウとなっている。
「メルカート」は、「ecbeing」の基本機能を標準仕様として提供しているもので、他の機能もオプションとして利用できるが、機能カスタマイズについては対応しない。ただ、数多い基本機能が用意されている中、エートゥジェイが運用サポートで重視するとこは「機能を削ぎ落すこと」(飯澤社長)。例えば、EC参入当初、CRMツールは会員がゼロの状態であるため必要ない。サイトを動かして顧客を取り込んでいくことが最初の取り組みであり、そのため新規顧客開拓のキャンペーンを展開するといった取り組みが求められ、そのアドバイスとサポートを行う。
「メルカート」を導入する事業者は、EC新規参入事業者、また他のシステムからリプレースのケースがあり、新規参入が7割、リプレースが3割。リプレースでは、他のASPシステムが売り上げに応じた従量課金であるため、一定の売り上げ規模になるとコスト負担が大きくなってしまう。一方、5万~12万円程度の月額で利用できる「メルカート」はコストメリットがあり、「安過ぎず、高すぎず」(同)という点で、評価を受けている。新規参入事業者においては、自前のサイト構築でなくアウトソースでまず始めてみようというニーズも多く見られるという。
「メルカート」で一定の事業規模となれば、次はカスタマイズにも対応する「ecbeing」へ移行することになる。「(『メルカート』を利用する事業者は)『ecbeing』を使いたいという方々が多い。他社のシステムでなく、同じecbeingの上位ラインへの移行が簡単に行えるため、スイッチングコストやスイッチ後の教育コストが安く中長期的に最適なコストパフォーマンスを実現できる。当社はメルカートからecbeingへの橋渡し役を担う立場でもある」(同)という。