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同サービスは、15秒の3D計測で自分の足形データがデジタル化され、データ化した足形情報と、メーカーから提供してもらった靴の木型情報をマッチングさせ、顧客一人ひとりに合った靴をメンズ館で扱う紳士靴(ドレスシューズ)の中から自動レコメンドする(画像)。当初は約20ブランド、色柄を含めて約400種類が対象となる。
一方、店頭のシューカウンセラーによるコンサルティングサービスも受けてもらうことで、データ測定だけでなく、利用者の感覚や好みに沿った1足を見つけられるという。
また、百貨店のアプリ「三越伊勢丹アプリ」とデータ連携すれば、計測結果をアプリ上でカルテ化。計測結果をもとにオンラインでも最適な1足をレコメンドし、EC購入もしやすくなる。
三越伊勢丹では、百貨店店頭の強みを生かしながら時短でスマートな買い物体験を提供するとともに、デジタルを活用した計測サービスでドレスシューズの新たな売り方を展開。新規顧客へもリーチして新たなマーケットの創出を図る。
今後は計測サービスをフックに、計測データを活用したメーカーと協業型の商品開発や、マーケットに存在していないニーズを発見して商品仕入れなどへの活用を検討するほか、店舗在庫を持たずにEC上での決済機能と連動したショールーミング化も検討しているという。