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2024年 3月22日 12:00
2024年 2月 8日 12:00
「Amazonフレッシュ」は日本では17年4月からのスタートから約2年半が経過したが、食品ECに詳しい関係筋によれば売り上げは苦戦している模様。配送エリアがいまだ東京、神奈川、千葉の一部にとどまっているなど展開エリアも起因しているとみられるが、伸び悩みの理由について、商品代金以外のサービスに対価を支払うことへの心理的なハードルが高く、まずは利用を促すために昨今では競合のネットスーパーサービスでも実施しているところが少ない月会費を、「Amazonフレッシュ」ではすでに年会費やまたは月会費を徴収している「Amazonプライム会員」からさらに500円を徴収し、その上で配送料も500円を徴収するという「強気のプラン設定がネックとなり、利用者が増えにくい状況を生んでいたのではないか」(食品EC関係筋)という見方もあり、月会費を徴収せず、また配送料も390円と競合のネットスーパーの配送料に近い水準まで引き下げた新料金プランの設定で利用のハードルを下げたい狙いがあるよう。新料金プランでまずは初回利用を促し、徐々に月会費を徴収する料金プランを「配送料無料プラン」と称し移行させ、利用増を促していきたい考えがあるようだ。また、これまでは設けてこなかった最低注文金額を4000円に設定することで、配送効率を高め、物流費圧縮につなげたい狙いがあるようだ。