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オットージャパン ライフスタイル雑貨を強化、基幹ブランドで専用媒体

2018年10月11日 11:05

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 オットージャパンは、ライフスタイル雑貨のカテゴリーを強化している。今秋シーズンから基幹ブランド「オットー」で食器や雑貨、美容アイテムなどを集めたカタログを創刊したのに加え、30~40代女性に向けたEC主軸のブランド「ファビア」の通販サイトでも、キッチン・ホームグッズやヘルス&ビューティー系などのアイテムを扱うコーナーを新設して既存顧客への提案の幅を広げ、買い回りを促す。

 同社が今秋シーズンに創刊したカタログは「オットースタイル」(画像(上)=A4判・16ページ)。昨年からライフスタイルカテゴリーの品ぞろえを増やした結果、顧客の買い物頻度が増え、「シーズンごとの購入金額が上昇するなどLTVが伸びた」(冨田晶子執行役員)ことから、当該カテゴリーのアイテムを集めたカタログを制作した。

 創刊号の表紙には画家クロード・モネの代表作でもある「ジヴェルニーのモネの庭の小道」を使用。モネの絵画と同様に彩り豊かで暮らしのエッセンスとなる世界の華やかな雑貨を同社バイヤーが厳選していち早く提案する。

 創刊記念の特別アイテムとして「エミリオ・ロバ」のアートフラワーや、「オットー」のローズ柄を美濃焼の食器にしたオリジナル商品を提案する。また、手織りのラタン製品をヨーロッパ風にアレンジしたインテリア雑貨「ブロンクス」のランドリーバスケットやバトラートレイなどを展開するほか、世界から集めた最新の美顔コスメや美顔器なども販売する。

 創刊号および次号(冬号)は発行部数も含めて上位顧客向けの要素が強いが、来春からは幅広い層に向けて本格展開を行う計画だ。

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 ライフスタイルカテゴリーを強化して「オットー」顧客のLTVが伸びていることを受け、働く女性に向けたファッションブランド「ファビア」でも今秋からライフスタイル商材の取り扱いを強化する。

 同カテゴリーは以前から取り扱いがあったもののテーマがはっきりせず、成果につながっていなかったことから仕切り直し、8月31日に「ファビア」の通販サイト内に新コーナー「ファビア・セブンデイズ・ストーリー」(画像(下))を開設した。

 同コーナーでは、「ファビア」の既存顧客への提案力を高め、ファビアがセレクトした日常の生活を彩ってくれるアイテムを働く女性の視点で曜日ごとに提案。例えば、月曜日は仕事モードのスイッチを押してくれるネオンカラーのメガネケースやポーチなどを紹介する。疲れがたまり始める水曜日には心と体をメンテナンスしてくれるルームスプレーやネックピローといった癒しグッズを提案する。

 まだ品ぞろえは少ないものの、今後は「ファビア」でしか手に入らない限定アイテムを展開していく考えで、「オットー」ブランドと同様に顧客のファン化につなげる。

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