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JADMA130社売上高調査 18年上半期は1.0%減、衣料品や食料品などが低調

2018年 8月16日 10:25

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 日本通信販売協会(JADMA)の売上高月次調査集計によると、主要会員企業約130社の2018年上半期(1~6月)の総売上高は前年同期比1・0%減の6561億300万円だった(表参照)。「文具・事務用品」や「雑貨」全体などが増加したものの、「衣料品」や「食料品」「通信教育・サービス」などが減少したこともあって前年を下回った。

 カテゴリー別に詳細を見ると「衣料品」が同4・5%減の1185億2700万円で、6カ月間すべての月でマイナスとなるなど低迷。「家庭用品」は同2・7%減の1009億1600万円で、こちらも低調に推移した。

 「雑貨」全体は同2・2%増の3136億8100万円となり、プラス成長を記録。このうち、「文具・事務用品」は同8・1%増の1736億9600万円となり、全項目を通じて最も伸長。6カ月間すべての月でプラス成長した。「化粧品」は同0・8%増の554億2400万円で、ほぼ横ばいで推移。両項目を除いた「雑貨」は同7・4%減の845億6100万円。3月以外のすべての月でマイナスとなるなど不調に終わった。

 「食料品」全体は同3・3%減の1021億8100万円。このうち、「健康食品」は同3・9%減の740億1400万円で6カ月間すべての月で前年を下回った。健食以外の「食料品」は同1・4%減の281億6700万円だった。2桁成長した月があったものの、それ以外は不調な月が目立った。

 「通信教育・サービス」は同7・0%減の129億2800万円となり、6月以外のすべての月で前年よりも減少。全項目を通じて最も落ち込んだ。「その他」は同5・4%減の78億6800万円となった。1月には20%以上のマイナスを記録するなど、低迷した。

6月単月では2・1%増加

 また、2018年6月度(単月)の主要130社の通販総売上高は、前年同月比2・1%増の1115億9100万円となった。文具・事務用品などが好調だったこともあり、プラス成長した。

 カテゴリー別に見ると、「衣料品」が同3・4%減。「家庭用品」が同0・6%増。「雑貨」全体は同5・2%増で、このうち「文具・事務用品」は同13・6%増となり、全項目を通じて最も伸長した。「化粧品」は同1・0%減。両項目を除いた「雑貨」は同7・2%減となり、全項目を通じて最も減少した。

 「食料品」全体は同1・5%増で、このうち「健康食品」は同2・0%減。健食以外の「食料品」は同10・0%増。「通信教育・サービス」は同1・0%増となり、「その他」は同5・0%減だった。なお、1社当たりの平均受注件数は、7万7802件(回答98社)となっている。

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