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ケンコーコム 中国でネット販売、3年以内に黒字化へ

2012年 8月30日 11:14

031.jpg ケンコーコムは、中国のドラッグストアチェーン・LBXファーマシーチェーン(同・中国湖南省)のとの合弁会社を通じ、8月24日に中国消費者向け通販サイト「IBALE(アイバーラー)」を開設した。同サイトでは、中国および日本の健康関連商品約5000アイテムを販売。ケンコーコムが持つ健康関連商品ネット販売のノウハウと、現地でのLBXの知名度や医薬品の販売ライセンスなどを活用し、展開の拡大を図る。

 通販サイト「アイバーラー」を運営するのは、ケンコーコムとLBXが今年1月に設立した合弁会社・杭州老百姓友康貿易有限公司(本社・中国浙江省※資本金1200万人民元LBX55%、ケンコーコム45%)。今回のネット販売のほか、中国小売事業者向けに日本の健康関連商品を中心とした卸販売の展開を予定する。

 「アイバーラー」で扱う商品は、医薬品や漢方、健康食品、一般食品、化粧品、美容雑貨、日用品など、スタート時点で5000アイテムになる。まず、すでに現地で流通している中国製および日本製商品を中心に品揃えの拡充を進め、直接輸入で日本製の高品質商品を扱うことも計画。受注商品は、合弁会社に併設するセンターから出荷する。

 中国での健康関連商品のネット販売については、住友商事が子会社の爽快ドラッグのノウハウを使う
形で今年4月から展開。

 ケンコーコム側では、今回の中国でのネット販売について、特に売り上げ数値を公表していないが、「3年以内の黒字化を目指す」(ケンコーコム)としている。

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