アスクルが運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」で販売しているプライベートブランド(PB)の食パンの売れ行きが伸びている。専用庫で解凍保存するパンを顧客からの注文に合わせて配送日に食べられるよう解凍し配送する形で販売している商品で、昨秋の発売当初から売れ行きは予想を上回るなど好評だったが、コロナ禍のよる巣ごもり需要などを受け、直近の売れ行きはさらに急伸しているという。6月下旬からは配送対応エリアをほぼ全国に拡大。7月からは新商品を追加するなどし、さらに需要を取り込み、拡販強化と売り上げ拡大を図っていく考えだ。
アスクルは昨年9月24日から「ロハコ」でPBパン「LOHACO BREAD(ロハコブレッド)」の販売をスタート。敷島製パンおよびタカキフードサービスパートナーズと共同で企画開発したもので第一弾として「耳までおいしいやわらか食パン北海道ミルク仕込み」「耳までおいしいやわらか食パンしっとり豆乳仕立て」(ともに税込358円)の食パン2種と「国産小麦の石窯パン長時間低温発酵バゲット」(税込239円)、「国産麦の石窯パンいちじくのプチブール」(同298円)のハードパン2種の合計4種類を発売したもの。
消費期限が短いパン、特に食パンなどの主食系パンは一般的には通販には不向きな食材と言えるが「ロハコブレッド」ではパンを焼きあがり直後に冷凍。埼玉・日高の物流拠点「アスクルバリューセンター(AVC)日高」内に設置した冷凍庫で在庫し、当日の午前8時まで受注した分のみを同センター内の定温庫で解凍、その日中に出荷、出荷日翌日、または翌々日中に顧客まで配送する形で販売。配送完了後の消費期限は3日間(翌々日配送時は2日間)と通常、スーパーなどで販売しているパンと比べて、そん色ない消費期限を実現している。
「ロハコブレッド」はこだわった材料や製法など商品自体の良さに加えて、これまではあまりなかった「パンを日用品とともに通販で注文できる」という利点などから発売当初から「予想を上回るペースで販売を伸ばしている」(同社=当時)と好調でリピート率も高い人気商品となってはいたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要増などにより、今年に入り、売れ行きはさらに増加。「賞味期限が3日間ということもあり、これまでは1個ずつ購入されるお客様が多かった印象だったが、在宅勤務の増加や外出自粛などで自宅で食事をされる方が増えたことなどにより、単品ではなく2個・3個セットの売れ行きが伸びた」(同社)とし、5月度の「ロハコブレッド」の売れ行きは「計画値で2・1倍」と好調に推移しているという。
人気の「ロハコブレッド」をさらに拡販すべく、6月26日からは販売エリアを拡大した。これまではパンの販売エリアはAVC日高から1~2日で配送できる地域である東北、関東、関西の26都府県としていたが、大阪・吹田の物流拠点「アスクルバリューセンター関西」にも冷蔵庫と定温庫の設備を新設したことで、同拠点でも「ロハコブレッド」の在庫および解凍・出荷が可能になったことから、同日から沖縄や離島などを除く46都道府県でも販売をスタートした。
また、商品のラインアップも拡充。第一弾の4商品に加えて、4月26日からは敷島製パンと共同で企画開発した国産小麦を使用した生地に、甘みの強さなどが特徴のスーパースイートコーン(北海道十勝産)を練り込み、石窯で焼き上げた「北海道コーンのふんわりプチパン」(税込349円)の販売を開始したほか、「販売中の”いちじくのプチブール”も当初はあまり想定していなかったお子様からの人気もあるなど幅広いニーズがあることが分かり、ドライフルーツ入りのパンをさらに増やすことにした」(同社)として、7月9日からはタカキフードサービスパートナーズと企画開発した乳化剤不使用の生地を使用し、カルフォルニアレーズンを使った6/10斤サイズという食べきりサイズのブドウパン「石窯レーズン食パン」(=
写真、税込299円)を発売している。
同社ではコロナ禍による生活スタイルの変化や巣ごもり需要などによる「ロハコブレッド」の販売増は当面、続くとみており、今後もラインアップなどを増やしたり、拡販を強化するなどで「ロハコブレッド」の販売を強化していきたい考えだ。
アスクルは昨年9月24日から「ロハコ」でPBパン「LOHACO BREAD(ロハコブレッド)」の販売をスタート。敷島製パンおよびタカキフードサービスパートナーズと共同で企画開発したもので第一弾として「耳までおいしいやわらか食パン北海道ミルク仕込み」「耳までおいしいやわらか食パンしっとり豆乳仕立て」(ともに税込358円)の食パン2種と「国産小麦の石窯パン長時間低温発酵バゲット」(税込239円)、「国産麦の石窯パンいちじくのプチブール」(同298円)のハードパン2種の合計4種類を発売したもの。
消費期限が短いパン、特に食パンなどの主食系パンは一般的には通販には不向きな食材と言えるが「ロハコブレッド」ではパンを焼きあがり直後に冷凍。埼玉・日高の物流拠点「アスクルバリューセンター(AVC)日高」内に設置した冷凍庫で在庫し、当日の午前8時まで受注した分のみを同センター内の定温庫で解凍、その日中に出荷、出荷日翌日、または翌々日中に顧客まで配送する形で販売。配送完了後の消費期限は3日間(翌々日配送時は2日間)と通常、スーパーなどで販売しているパンと比べて、そん色ない消費期限を実現している。
「ロハコブレッド」はこだわった材料や製法など商品自体の良さに加えて、これまではあまりなかった「パンを日用品とともに通販で注文できる」という利点などから発売当初から「予想を上回るペースで販売を伸ばしている」(同社=当時)と好調でリピート率も高い人気商品となってはいたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要増などにより、今年に入り、売れ行きはさらに増加。「賞味期限が3日間ということもあり、これまでは1個ずつ購入されるお客様が多かった印象だったが、在宅勤務の増加や外出自粛などで自宅で食事をされる方が増えたことなどにより、単品ではなく2個・3個セットの売れ行きが伸びた」(同社)とし、5月度の「ロハコブレッド」の売れ行きは「計画値で2・1倍」と好調に推移しているという。
人気の「ロハコブレッド」をさらに拡販すべく、6月26日からは販売エリアを拡大した。これまではパンの販売エリアはAVC日高から1~2日で配送できる地域である東北、関東、関西の26都府県としていたが、大阪・吹田の物流拠点「アスクルバリューセンター関西」にも冷蔵庫と定温庫の設備を新設したことで、同拠点でも「ロハコブレッド」の在庫および解凍・出荷が可能になったことから、同日から沖縄や離島などを除く46都道府県でも販売をスタートした。
また、商品のラインアップも拡充。第一弾の4商品に加えて、4月26日からは敷島製パンと共同で企画開発した国産小麦を使用した生地に、甘みの強さなどが特徴のスーパースイートコーン(北海道十勝産)を練り込み、石窯で焼き上げた「北海道コーンのふんわりプチパン」(税込349円)の販売を開始したほか、「販売中の”いちじくのプチブール”も当初はあまり想定していなかったお子様からの人気もあるなど幅広いニーズがあることが分かり、ドライフルーツ入りのパンをさらに増やすことにした」(同社)として、7月9日からはタカキフードサービスパートナーズと企画開発した乳化剤不使用の生地を使用し、カルフォルニアレーズンを使った6/10斤サイズという食べきりサイズのブドウパン「石窯レーズン食パン」(=写真、税込299円)を発売している。
同社ではコロナ禍による生活スタイルの変化や巣ごもり需要などによる「ロハコブレッド」の販売増は当面、続くとみており、今後もラインアップなどを増やしたり、拡販を強化するなどで「ロハコブレッド」の販売を強化していきたい考えだ。