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ジャパネットたかた、"ほぼ日"の手帳を先行販売、高田前社長出演の番組で紹介

2017年11月27日 10:50

 
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ジャパネットたかたは11月18日、コピーライターの糸井重里さんが経営する文房具や日用雑貨の通販を手掛けるほぼ日が手掛ける人気手帳シリーズの新商品「ほぼ日5年手帳」の販売を開始した。

 同日にBS‐TBSでは午前8時から9時59分、BSフジでは午前10時半から11時55分の枠で放送した同社の通販番組内の1コーナーとして放映した高田明前社長が日本全国を巡り、各地域の特産品などを紹介する約30分尺の旅番組「高田明のいいモノさんぽ」の中で高田氏と糸井氏が対談する形(写真(上))で、「ほぼ日5年手帳」を紹介(写真(下))し、先行販売したもの。

 同手帳は同社が販売する売れ筋のオリジナル手帳「ほぼ日手帳」の新商品で2018年から2022年までの5年間分の出来事を記すことができるA6サイズ、757ページの手帳。文字や絵が描きやすい3・7ミリの方眼をベースに目にやさしいクリーム色の用紙にうすいチャコールグレー色で印刷。左ページには1日ごとの日付と曜日、5年分の西暦のみを記載し、自由に使えるシンプルなデザインにしたことが特徴。右ページはフリースペースとして左ページに書ききれなかったことなどをメモできる。

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 正式販売は12月1日からで、ほぼ日の通販サイトのほか、卸先であるロフトや東急ハンズの各店舗やアマゾンの通販サイトなどで販売するが、正式販売に先駆けてジャパネットたかたの通販番組で11月18日から先行販売を開始。同社のみの特典として「ほぼ日手帳」の愛用者に人気の下敷き「ほぼ日下敷き」をセットにして販売した。販売価格は税別3800円、専用の皮カバー付の場合は同8300円。

 なお、先行販売を行うのは通販ルートではジャパネットたかたのみだが、都内で11月15日から5日間にわたって開催した展示販売イベント「生活のたのしみ展」の会場でも先行販売を行ったという。

 11月18日放送の「高田明のいいモノさんぽ」では高田明氏が東京・浅草を訪れ、「餃子の王さま」など飲食店に立ち寄ったり、ブロマイド店「マルベル堂」で撮影体験などをする内容で、番組後半に糸井氏が本社のある長崎・佐世保を訪れて、高田氏と対談する内容だった。

 「高田明のいいモノさんぽ」はグループのジャパネットメディアクリエーションが制作し、2015年に「おさんぽジャパネット」(※今年4月から「高田明のいいモノさんぽ」に改称)として放送を始めた高田明氏が全国を巡る旅番組で、昨年1月を最後に通販番組の出演を原則、引退した高田明前社長がプレゼンターとして現在も出演を続けている唯一のレギュラー番組となる。数カ月おきに不定期で放送を続けており、今回を含め13回放送され、「青森編」ではりんご、「愛媛編」では今治タオルなど地場の名産品などを紹介、販売してきた。直近では8月に「岡山編」を放送し、デニム生地を使用したトートバッグと作務衣を紹介、販売している。


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