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千趣会、来春の新ブランドを初披露、農業女子のイベントで緑のある生活を提案

2016年11月10日 15:17

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千趣会は、基幹ブランド「ベルメゾンデイズ」で来春発売予定の"グリーンのある生活"を提案する新ライン「デイズグリーン」の一部ファッションアイテムを、11月5日に東京・丸の内で開催された農林水産省主催イベント「ジャパンハーヴェスト2016」内のファッションショーで初披露した。

 同社によると、取引先である繊維専門商社の豊島が農水省推進の「農業女子プロジェクト」に参画することを契機に、農業女子の意見をとり入れたファッションアイテム7型を両社で共同開発。ポケットの大きさや使いやすい位置、動きやすさなどをデザインに落とし込み、洗濯に強い素材をセレクトするなど、農業女子のアイデアをベースに日常のカジュアル着として商品化した。

 「デイズグリーン」の商品は来年1月発刊の基幹カタログに掲載するが、今回、豊島が「ジャパンハーヴェスト」内の「農業女子オン↓オフ メイク&ファッションショー」に協力するのに当たり、スタイリストの亀恭子さんによる"野外マルシェへの出店"をテーマにしたコーディネート例として、「ベルメゾンデイズ」のトップスとボトムスに「デイズグリーン」のエプロンワンピースを合わせたスタイリングを披露することになり、同コーデを農業女子モデルが着用した(画像)。

 エプロンワンピースは、スカートの前部分がラップ仕様のため足さばきが良く動きやすいのに加え、肩紐がバッククロスで疲れにくいほか、ウエストゴムもストレスがかからないという。

 ショーでは、農業女子のオフシーンとして"アウトドアスタイル"も提案。「ベルメゾンデイズ」のモノトーンチェックシャツとスカート、ボアベストを合わせたコーデも登場した。

 「ベルメゾンデイズ」の服は"ベーシック&スタンダード"を基本としているが、来春からは新たなエッセンスとして"時流を感じる"ライフスタイル提案を取り入れる考えで、今回のイベントで初披露した「デイズグリーン」も農業女子を応援するのと同時に、農業への興味・関心を持つライフスタイルの提案につなげたいとしている。

 また、今後も豊島とはさまざまな取り組みを推進。障害のある人がアートを仕事にできる環境を作る目的で設立されたエイブルアート・カンパニーのアートを使用したプリントTシャツを17年春号と夏号で販売するほか、縫製工場の裁断クズを加工し直したリサイクル糸「リカバーウーノ」を使用した商品を17年春号で展開する予定だ。

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