東海テレビグループで通販事業などを行う東海テレビ事業は10月1日から、同社のテレビ通販番組で紹介・販売する商品を中堅コンビニチェーンのサークルKサンクスの店頭端末で購入できる試みを始めた。顧客は同端末で注文後、レジで商品代金を支払うと商品が当該店舗に届く仕組み。顧客から決済手数料や配送料は徴収しない。今夏から一部の商品でテスト展開を行ってきたが、利用率が高いことや「お客様がライフスタイルにあわせてコンビニで好きな時間に商品を受け取ることができ、買い物の利便性の向上につながる」(同社)とし、本格的な開始に踏み切ったという。
東海テレビ事業はサークルKサンクスと連携し、コンビニエンスストア「サークルK」と「サンクス」の合計約6200店舗の店頭に設置しているマルチメディア端末「Kステーション」を介して東海テレビ放送で放映中の同社テレビ通販番組「一番本舗」で紹介した商品を同端末で購入できるようにした。サークルKサンクスでは同端末を使ってすでに「おみせdeツーハン」と呼ばれる通販サービスを実施中でこれを利用したもの。
ただ、通常の「おみせdeツーハン」はコンビニ店内に設置した専用カタログの掲載商品を注文できる形だが、今回は毎日放送する通販番組での紹介商品をタイムリーに販売するため、専用カタログは用意せず、同端末のトップ画面に東海テレビ事業の専用注文ページに誘導する専用ボタン「送料無料!!東海テレビONLINE一番本舗」を設置して、端末操作だけで注文できる形とした。開始当初は十数点の商品を同端末で販売しているが、日々のテレビ通販に合わせて、毎日、1~2商品を追加・入れ替えしていくようだ。
同端末で画面のボタンを操作して商品を注文後、端末から発行される「受付票」を店頭レジに渡して決済。当該商品は後日、当該店舗に配送、顧客は商品の受取期間中に決済時に渡された引き換えチケットの番号を同端末に入力し受取票を発行し、レジで商品を受け取る流れとなっている。
今回の取り組みは8月末から試験的に「3Dソールサンダル リフットEX」など一部商品に限定して実施してきたが、想定以上に利用があり、顧客からも「送料や手数料の負担なく、しかも都合のいい日時で商品を受け取ることができ便利との声を頂いた」(同社)こと。さらに同社のテレビ通販放映エリアである愛知・岐阜・三重3県以外のエリアからの利用もあり、新規顧客の獲得にもつながったことから、本格的な活用に踏み切ったという。
なお、今回の取り組みでは店内端末のトップ画面に同社専用ボタン設置など特別な形でサークルKサンクスと連携しているが、初の試みで実験的であることや、通販番組内でサークルKサンクスとの取り組みを告知したり、それに伴うテレビ通販顧客の来店増などのメリットがサークルKサンクス側にもあるようで、「(売り上げに応じたフィーなど)端末利用料以外は支払っていない」(東海テレビ事業の担当者)としている。
同社の前期(2014年3月)の売上高は30億円弱と見られるが、そのうち、「通販事業は5~6億円程度」(同社)だという。今期は今回の試みなども含めて拡販を強化し、通販売上高は前年比で1・5倍増程度を見込むとしている。
東海テレビ事業はサークルKサンクスと連携し、コンビニエンスストア「サークルK」と「サンクス」の合計約6200店舗の店頭に設置しているマルチメディア端末「Kステーション」を介して東海テレビ放送で放映中の同社テレビ通販番組「一番本舗」で紹介した商品を同端末で購入できるようにした。サークルKサンクスでは同端末を使ってすでに「おみせdeツーハン」と呼ばれる通販サービスを実施中でこれを利用したもの。
ただ、通常の「おみせdeツーハン」はコンビニ店内に設置した専用カタログの掲載商品を注文できる形だが、今回は毎日放送する通販番組での紹介商品をタイムリーに販売するため、専用カタログは用意せず、同端末のトップ画面に東海テレビ事業の専用注文ページに誘導する専用ボタン「送料無料!!東海テレビONLINE一番本舗」を設置して、端末操作だけで注文できる形とした。開始当初は十数点の商品を同端末で販売しているが、日々のテレビ通販に合わせて、毎日、1~2商品を追加・入れ替えしていくようだ。
同端末で画面のボタンを操作して商品を注文後、端末から発行される「受付票」を店頭レジに渡して決済。当該商品は後日、当該店舗に配送、顧客は商品の受取期間中に決済時に渡された引き換えチケットの番号を同端末に入力し受取票を発行し、レジで商品を受け取る流れとなっている。
今回の取り組みは8月末から試験的に「3Dソールサンダル リフットEX」など一部商品に限定して実施してきたが、想定以上に利用があり、顧客からも「送料や手数料の負担なく、しかも都合のいい日時で商品を受け取ることができ便利との声を頂いた」(同社)こと。さらに同社のテレビ通販放映エリアである愛知・岐阜・三重3県以外のエリアからの利用もあり、新規顧客の獲得にもつながったことから、本格的な活用に踏み切ったという。
なお、今回の取り組みでは店内端末のトップ画面に同社専用ボタン設置など特別な形でサークルKサンクスと連携しているが、初の試みで実験的であることや、通販番組内でサークルKサンクスとの取り組みを告知したり、それに伴うテレビ通販顧客の来店増などのメリットがサークルKサンクス側にもあるようで、「(売り上げに応じたフィーなど)端末利用料以外は支払っていない」(東海テレビ事業の担当者)としている。
同社の前期(2014年3月)の売上高は30億円弱と見られるが、そのうち、「通販事業は5~6億円程度」(同社)だという。今期は今回の試みなども含めて拡販を強化し、通販売上高は前年比で1・5倍増程度を見込むとしている。