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大広の化粧品通販調査、6割が通販で購入、ネットでの情報収集傾向強く

2010年11月 7日 21:07

広告代理店の大広(本社・大阪市北区、高野功社長)は10月28日、今年4月に実施した「通販スキンケア化粧品のユーザー分析調査」結果を発表した。
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 調査は15歳から64歳の女性で、化粧水や美容液、乳液などの化粧品いずれかを、自分で使用するために1年以内に購入した人を対象に実施。現在の使用状況や肌の手入れ関心度合、商品の情報源などについて聞いた。

 同調査によると、スキンケア化粧品を購入する女性の内、60・7%が現在でも通販を利用しており、かつて専門店などで購入していた割合は低下している。理由として同社では、スキンケア意識の高い女性はネットで商品情報を収集する傾向があり、その過程が通販の利用につながっていると分析している。

 また、「月間の購入金額」では、通販ユーザーの平均金額が3477円なのに対して、非通販ユーザーの平均が805円低い2672円となっている(表参照)。「解決したい肌の悩み」については、通販、非通販ユーザーともに、「しみ・そばかす」「肌のたるみ」「ほうれい線」などが上位に挙がっている。

 「化粧品の選び方」に関しては、通販ユーザーの52・4%が「ほぼ決まったブランド」で、次いで40・8%が「気に入っているブランドがあっても違うブランドも積極的に選ぶ」、6・8%が「買うたびに違うブランドを選ぶ」となっている。

 「初めてのブランドを購入するまでの広告接触回数」は「何回か見てから買ったと思う」が59・5%、「見ていない」が19・4%、「1回だけ見たと思う」が7・1%という順になっている。


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