マガジンハウスのライフスタイル誌『BRUTUS(ブルータス)』は1月11日、通販サイト構築システム「BASE」を提供するBASEと組み、1000号発行を記念した通販サイトを開設した。ブルータスにゆかりのある著名人や文化人、さらには「BASE」を利用する店舗など、約150店が参加。当初は約200アイテムを販売する。4月1日までの期間限定となる。
サイト名は「あしたのベストバイマーケット」。コンセプトを「人生最高のお買い物」とし、クリエイターやアーティストの感性や価値観が反映されたファッション、食品、インテリア、ファン向けアイテムなどを販売する。例えば「映画監督が、あなた自身の”生活”をテーマにした短編映画を撮る」は、映画監督の今泉力哉氏が購入者の生活を短編映画にするもので、価格は10万円。その他、「三つ星料理人が考案したスペシャルスイーツ」「ネパールの職人が約1ヶ月かけて織りあげた最上級のチベタンタイガーラグ」など、個性的なアイテムを販売する。
あわせて、ポップアップショップを東京・港区の商業施設「東京ミッドタウン」に1月17日~23日まで開設。2月22日には俳優・蒼井優さん関連のアイテムなど、第2弾の商品を通販サイトに追加する予定だ。
ブルータスでは過去2回、通販関連の企画を実施しており、今回が3回目の取り組みとなる。さまざまな著名人に「人生最高のお買い物」というテーマで聞いた話を特集記事で掲載、その上で「商品が集まる場」として通販サイトを開設した。同誌編集長の田島朗氏は「1000号を記念し、さまざまな著名人やクリエイターに登場してもらい、『買い物』という共通のテーマを設けることで、その人の人生観や価値観などが見えてくる特集にしたいと考えた」と企画の趣旨を説明。「クリエイターを前面に出す企画なので、同じようなテンションで買い物ができるサイトにしたい。『BASE』は非常に親和性が高いのではないか」(田島編集長=
写真㊦)。
通販サイトのインターフェースは「偶発的な買いものの楽しさ」を表現することにこだわったもの。ページ上に表示される商品はカード形式で、ストーリーや生産者の思いなどを表示。カードをスワイプすることで、さまざまな商品に出会うことができるという表示スタイルを採用した。「商品との出会いを偶発的に作ることで、直感的に商品の『良い・悪い』を体験してもらいたい」(BASEの砥川直子マネージャー)。
商品はカートボタンをタップすることで、ショップページから購入可能。また、気になる商品はお気に入りボタンを押せば、後日リストを見返すことができる。また、サイト閲覧中に、例えば「キャベツの千切りは好きですか?」といった質問が投げかけられ、「はい」をタップすると料理に関連した商品が表示される、という仕組みも導入した。
田島編集長は「雑誌と同様にクリエイターの顔が見える通販サイトに仕上がった。『商品との出会いの連続』という意味で、他では味わえない体験ができるのではないか」と満足感を口にする。また、BASEの山村兼司上級執行役員COOは「スペックなどで検索した絞り込むという合理的な商品選びではなく、こだわりの商品を販売するオーナーと、それに引かれる消費者のマッチングをするというのが企画趣旨」と語る。
通販サイトへは、雑誌からの誘導のほか、ブルータスのウェブサイトに掲載する関連コンテンツからの集客、さらにはショップオーナーのSNSからの誘導を見込む。また「BASE」のショッピングアプリ「PAY ID」からも誘導する。
田島編集長は「雑誌の主なターゲットは40代だが、ウェブサイトを閲覧している層はもっと年齢が低い。今回の取り組みでターゲットの幅を広げるとともに、雑誌のブルータスを知ってもらうきっかけにしたい」と意欲を見せる。
サイト名は「あしたのベストバイマーケット」。コンセプトを「人生最高のお買い物」とし、クリエイターやアーティストの感性や価値観が反映されたファッション、食品、インテリア、ファン向けアイテムなどを販売する。例えば「映画監督が、あなた自身の”生活”をテーマにした短編映画を撮る」は、映画監督の今泉力哉氏が購入者の生活を短編映画にするもので、価格は10万円。その他、「三つ星料理人が考案したスペシャルスイーツ」「ネパールの職人が約1ヶ月かけて織りあげた最上級のチベタンタイガーラグ」など、個性的なアイテムを販売する。
あわせて、ポップアップショップを東京・港区の商業施設「東京ミッドタウン」に1月17日~23日まで開設。2月22日には俳優・蒼井優さん関連のアイテムなど、第2弾の商品を通販サイトに追加する予定だ。
ブルータスでは過去2回、通販関連の企画を実施しており、今回が3回目の取り組みとなる。さまざまな著名人に「人生最高のお買い物」というテーマで聞いた話を特集記事で掲載、その上で「商品が集まる場」として通販サイトを開設した。同誌編集長の田島朗氏は「1000号を記念し、さまざまな著名人やクリエイターに登場してもらい、『買い物』という共通のテーマを設けることで、その人の人生観や価値観などが見えてくる特集にしたいと考えた」と企画の趣旨を説明。「クリエイターを前面に出す企画なので、同じようなテンションで買い物ができるサイトにしたい。『BASE』は非常に親和性が高いのではないか」(田島編集長=写真㊦)。
通販サイトのインターフェースは「偶発的な買いものの楽しさ」を表現することにこだわったもの。ページ上に表示される商品はカード形式で、ストーリーや生産者の思いなどを表示。カードをスワイプすることで、さまざまな商品に出会うことができるという表示スタイルを採用した。「商品との出会いを偶発的に作ることで、直感的に商品の『良い・悪い』を体験してもらいたい」(BASEの砥川直子マネージャー)。
商品はカートボタンをタップすることで、ショップページから購入可能。また、気になる商品はお気に入りボタンを押せば、後日リストを見返すことができる。また、サイト閲覧中に、例えば「キャベツの千切りは好きですか?」といった質問が投げかけられ、「はい」をタップすると料理に関連した商品が表示される、という仕組みも導入した。
田島編集長は「雑誌と同様にクリエイターの顔が見える通販サイトに仕上がった。『商品との出会いの連続』という意味で、他では味わえない体験ができるのではないか」と満足感を口にする。また、BASEの山村兼司上級執行役員COOは「スペックなどで検索した絞り込むという合理的な商品選びではなく、こだわりの商品を販売するオーナーと、それに引かれる消費者のマッチングをするというのが企画趣旨」と語る。
通販サイトへは、雑誌からの誘導のほか、ブルータスのウェブサイトに掲載する関連コンテンツからの集客、さらにはショップオーナーのSNSからの誘導を見込む。また「BASE」のショッピングアプリ「PAY ID」からも誘導する。
田島編集長は「雑誌の主なターゲットは40代だが、ウェブサイトを閲覧している層はもっと年齢が低い。今回の取り組みでターゲットの幅を広げるとともに、雑誌のブルータスを知ってもらうきっかけにしたい」と意欲を見せる。