ジャパネットグループが来年の開業を目指して建設を進めているスタジアムを軸にアリーナやホテル、商業施設、オフィスなどを組み合わせた長崎市内の大型複合施設「長崎スタジアムシティ」の開業が来年10月14日に決定した。11月13日に長崎市内で開催したイベントに登壇した髙田旭人社長が発表した。開業日のほか、飲食店や温泉施設、アクティビティ施設、また、ジャパネットたかたで取り扱う売れ筋などを展示・販売する実店舗など現状、長崎スタジアムシティへの出店が決まったテナントについても明らかにした。「様々な施設を通じて1年中、にぎわいを作りたい」(髙田社長)とした。
ジャパネットグループで地域創生事業を手掛けるリージョナルクリエーション長崎は11月14日から6日間、長崎スタジアムシティで開業後に体験できるサービスや同施設に入居を予定する店舗の商品や料理を展示・提供したり、人気動画クリエイターや著名なタレントが出演するイベント「NAGASAKI STADIUM CITY前年祭」を長崎市内の「出島メッセ長崎」で開催中。同会場で13日に実施したイベント「前年祭プレミアムパーティ」に登壇した髙田社長は「長崎スタジアムシティプロジェクトが始まって6年。開業まであと1年までこぎつけたことをうれしく思うとともに多くの皆様に応援や期待を頂け、身が引き締まるとともに必ず成功させねばならない」とした上で、グランドオープンが2024年10月14日に決定したことを発表。会場には長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーを務める歌手・俳優の福山雅治さんも登場。開業に合わせて、こけら落としライブを行うことも発表した。
髙田社長は長崎スタジアムシティの入居・出店する予定の企業やテナントの最新状況についても明らかした。オフィス棟に入居する企業はすでに20社以上が決定しており、残りは2割の入居枠も開業までには固まる見込みとした。ホテルや商業施設、スタジアムにテナント出店する店舗についてはすでに発表している店に加え、グループのジャパネットウォーターで製造販売するクラフトビールを提供する「THE STADIUM BREWS NAGASAKI(ザスタジアムブリュウスナガサキ)」などの飲食店のほか、敷地の地下1500メートルから湧き出る天然温泉を使った温浴施設「YUKULU(ユクル)」、屋内型スポーツアクティビティ施設「VS STADIUM NAGASAKI(ブイエススタジアムナガサキ)」などの出店も発表。また、ジャパネットたかたで販売する商品を展示して来店者が試用でき、購入もできる店舗「ジャパネットレクリエーションラボ」も出店するという。スタジアムシティ内の店舗では売れ筋の家電や雑貨のほか、スタジアムシティ内のホテルの客室で使用する寝具など50~60商品を展示・販売する予定という。
また、開業に向けたPRのために、「スタジアムシティのコンテンツをできる限り詰め込む」というキャラバンカーを開業までの1年をかけて長崎県内をめぐることも発表した。
「長崎スタジアムシティ」は三菱重工業が長崎市内に所有していた約7・5ヘクタールの造船工場跡地をジャパネットグループが取得し、「V・ファーレン長崎」がホームとしても使用するサッカー専用スタジアム(約2万席)を軸にアリーナ(約6000席)やホテル(243室・地上14階)、オフィス(約1万3900平方メートル・地上12階)、商業施設(約90店舗・地上7階)などを組み合わせた大型複合施設となる。総工費は原材料高騰の影響等で当初計画の500億円よりも増え、「900億円を超えた」(髙田社長)としている。
ジャパネットグループで地域創生事業を手掛けるリージョナルクリエーション長崎は11月14日から6日間、長崎スタジアムシティで開業後に体験できるサービスや同施設に入居を予定する店舗の商品や料理を展示・提供したり、人気動画クリエイターや著名なタレントが出演するイベント「NAGASAKI STADIUM CITY前年祭」を長崎市内の「出島メッセ長崎」で開催中。同会場で13日に実施したイベント「前年祭プレミアムパーティ」に登壇した髙田社長は「長崎スタジアムシティプロジェクトが始まって6年。開業まであと1年までこぎつけたことをうれしく思うとともに多くの皆様に応援や期待を頂け、身が引き締まるとともに必ず成功させねばならない」とした上で、グランドオープンが2024年10月14日に決定したことを発表。会場には長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーを務める歌手・俳優の福山雅治さんも登場。開業に合わせて、こけら落としライブを行うことも発表した。
髙田社長は長崎スタジアムシティの入居・出店する予定の企業やテナントの最新状況についても明らかした。オフィス棟に入居する企業はすでに20社以上が決定しており、残りは2割の入居枠も開業までには固まる見込みとした。ホテルや商業施設、スタジアムにテナント出店する店舗についてはすでに発表している店に加え、グループのジャパネットウォーターで製造販売するクラフトビールを提供する「THE STADIUM BREWS NAGASAKI(ザスタジアムブリュウスナガサキ)」などの飲食店のほか、敷地の地下1500メートルから湧き出る天然温泉を使った温浴施設「YUKULU(ユクル)」、屋内型スポーツアクティビティ施設「VS STADIUM NAGASAKI(ブイエススタジアムナガサキ)」などの出店も発表。また、ジャパネットたかたで販売する商品を展示して来店者が試用でき、購入もできる店舗「ジャパネットレクリエーションラボ」も出店するという。スタジアムシティ内の店舗では売れ筋の家電や雑貨のほか、スタジアムシティ内のホテルの客室で使用する寝具など50~60商品を展示・販売する予定という。
また、開業に向けたPRのために、「スタジアムシティのコンテンツをできる限り詰め込む」というキャラバンカーを開業までの1年をかけて長崎県内をめぐることも発表した。
「長崎スタジアムシティ」は三菱重工業が長崎市内に所有していた約7・5ヘクタールの造船工場跡地をジャパネットグループが取得し、「V・ファーレン長崎」がホームとしても使用するサッカー専用スタジアム(約2万席)を軸にアリーナ(約6000席)やホテル(243室・地上14階)、オフィス(約1万3900平方メートル・地上12階)、商業施設(約90店舗・地上7階)などを組み合わせた大型複合施設となる。総工費は原材料高騰の影響等で当初計画の500億円よりも増え、「900億円を超えた」(髙田社長)としている。