リユース市場は今後も拡大【仙頭健一社長に聞く デファクトスタンダードの現状と今後㊦】 買取りに幅広い選択肢を提供
2023年 4月13日 12:00
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――2023年の市場展望についてはどうみるか。
「当社が関わっているファッションブランドのジャンルで言うと、特に今年はより(リユース)市場が拡大していくと思う。直近の売り上げ状況から見ても、前年から比べると靴などがこの時期は非常に売れている。(ウィズコロナとなり)マスクも外して、外に出て人に会う機会も復調していくと思うのでかなり伸びてくるところではないか」
――昨今はあらゆる新品商品の値上げが進んでいる。
「プロパー価格が上がっているところは、一時流通品が中々行き渡りづらく、安心して手軽に買えるリユースへのニーズが高まってる。1度リユース商品を購入すると、人によっては新品で購入することがもったいないと感じる人もいると思う。そこで大事になるのが、中古品が本物なのかどうか、真贋などで安心感を提供できることだと捉えている」
――物流費の値上げについてはどうか。
「物流費の値上げに関しては当社に限らずみな上がっている状況だが、それを見越した上で商品・ジャンルの転換、つまり高単価商品によりシフトしていくことが重要となる。物流費が上がる以上は、1回の取り引きで買い取り販売の収益を上げなくてはいけなくなるため、取り扱いジャンル・対象単価のシフトは引き続き進めていくところ」
――賃上げをはじめとした働き方の整備は。
「直近の物価高の問題があるから行っているという訳ではなく、当社としては成果に紐づいた評価システムとそれに伴う継続的な昇給を行っており、今後もその方針に変わりはない。その一方で、1人当たり単価が最低賃金含めて上がっているということはあるので、取扱単価を上げていったり、社内のシステムのデジタル化・効率化をより一層強化して対策を練っている。人件費や物流費が高騰することは分かっていたことなので、そこに向けて数年で体制やシステム、取り扱い対象を変えてきたところがあるかと思う」
――中長期的に取り組んでいく新しい施策内容については。
「可能性として、例えば海外事業の比率が高まっていくのであれば、海外に物流拠点を持つということはあるかもしれない。返品の対応などをよりスムーズにできるようにして、利便性を高めるために取り組むことはあり得るだろう。
また、私たちだからこそできる利便性の高い買い取りサービスをもっと作れると考えている。当社の場合、オンラインから入って実店舗などを増やしていく展開をしているので、競合と比べて違うサービス設計ができると思う。トータルで”オールブランディア”としてより利便性の高いサービスを提供していきたい。やはり、実店舗をやってみたからこそ分かったこともあり、ある種の課題感のようなものが認識できたところもあるので、そこをオンラインとミックスさせることでより利便性を上げていく」(おわり)