システム開発などを手がけるGood Things(グッドシングス)は、働く女性の変化するライフステージと体型に寄り添った服を提案する通販サイト「7.(セブンドット)」を1月下旬に本格始動し、集客面やPV数などで一定の成果を得ているようだ。
同社によると、女性は30代を迎えると仕事や育児などファッションよりも優先順位の高いことが増え、トレンドを追う時間や気持ちの余裕がなくなって洋服への関心が遠ざかってしまうことが多いという。また、体型も変化して自分に合った服を思うように選べず、ファッションを諦めてしまうという声も聞かれるという。
そこで、「セブンドット」はより気軽にファッションを楽しめるようにトップスとボトムスを組み合わせたセット販売を提案。単品でも購入できるが、セット販売の方がお得な価格設定にし、セット買いを促す(
画像)。
商品構成は自社ブランドでの着回しだけでなく、市販のベーシックアイテムとの相性も考慮して企画する。
展開する全商品には何かしらのアイデアや機能が詰まっており、例えば、ウエスト部分を2段階調整ができるスナップボタン式にしたり、後の丈を長くてヒップを隠しやすくするなど体型をカバーできる服作りや、軽い素材を使用して体に負担がかかりにくい服を企画したりしている。
また、肩の部分にスリットが入ったカットソーでは、インナーが見えないように内側にはショルダースナップを施すなど、働く女性の服に対する悩みに応えた物作りを目指す。
サイズ展開も、S~Lといった従来型ではなく、同社独自のサイズ展開を目指しており、30代以上の女性の「ちょっときつい」「ちょっと丈が足りない」といった悩みを解消したい考えで、例えば、アウターとしても着られるワンピースでは、肩幅や身幅などは同じで、丈の長さをショート、ミドル、ロングから選べるようにした。
現状、商品の生産は韓国で、商品企画から1カ月程度で販売可能なスピード感を重視。インスタグラムなどで次に流行りそうな商品をリサーチし、そこに「セブンドット」のコンセプトやアイデアを付加した物作りを素早く行うことで、SNS上で拡散されやすいと見ている。商品は大人の女性に認められ、ある程度の期間、しっかり着てもらえる品質と価格のバランスを模索し、7000円~2万1000円の中価格帯で展開している。
同社の寶諸社長はサイバーエージェント在籍中にアメーバブログと著名人のコラボ商品作りの責任者を務めていたこともあり、今後はインフルエンサーを巻き込んだ商品作りも進めるという。
情報発信も重視
通販サイトについては購入するだけのサイトではなく、読み物コンテンツを重視することで情報収集をしに来るサイトを目指す。スタート時は、ファッションを楽しみながら仕事をする女性へのインタビュー企画「ファッションバトン」や、6商品で1週間コーデが完成する「1ウィークコーディネート」、ファッション用語などの豆知識を届ける「ティップス」などを展開。インタビュー企画の対象者はさまざまで、これまでにインスタグラマーやタレント、中国出身で日本で働く女性などを取り上げている。
集客面では、SNS広告を実施しているが、インタビュー企画に登場するインスタグラマーなどの名前での検索も含め、オーガニック検索による流入が5割程度と多いようだ。また、コンテンツの充実化もあってサイトのPV数は、4月は半月で3月単月の約1・4倍に増えるなど一定の成果も出てきている。
現状、集客施策はSNSが中心のため、要ターゲット層の30代~50代女性だけでなく、20代も多いという。同社では深いコミュニケーションが図れるユーザーの獲得を強化し、座談会などを開催してファンと一緒に商品を企画する取り組みも行う考え。
なお、同社はシステム開発からウェブサイトの制作・運営業務に加え、販促面も含めた一気通貫で企業のウェブサービスなどを支援する機会が増えており、今回、「セブンドット」で得たノウハウも取引先に還元していく考えで、ブランディングも含めたウェブ上のさまざまな業務を手助けできる体制、メニューを充実させる。
同社によると、女性は30代を迎えると仕事や育児などファッションよりも優先順位の高いことが増え、トレンドを追う時間や気持ちの余裕がなくなって洋服への関心が遠ざかってしまうことが多いという。また、体型も変化して自分に合った服を思うように選べず、ファッションを諦めてしまうという声も聞かれるという。
そこで、「セブンドット」はより気軽にファッションを楽しめるようにトップスとボトムスを組み合わせたセット販売を提案。単品でも購入できるが、セット販売の方がお得な価格設定にし、セット買いを促す(画像)。
商品構成は自社ブランドでの着回しだけでなく、市販のベーシックアイテムとの相性も考慮して企画する。
展開する全商品には何かしらのアイデアや機能が詰まっており、例えば、ウエスト部分を2段階調整ができるスナップボタン式にしたり、後の丈を長くてヒップを隠しやすくするなど体型をカバーできる服作りや、軽い素材を使用して体に負担がかかりにくい服を企画したりしている。
また、肩の部分にスリットが入ったカットソーでは、インナーが見えないように内側にはショルダースナップを施すなど、働く女性の服に対する悩みに応えた物作りを目指す。
サイズ展開も、S~Lといった従来型ではなく、同社独自のサイズ展開を目指しており、30代以上の女性の「ちょっときつい」「ちょっと丈が足りない」といった悩みを解消したい考えで、例えば、アウターとしても着られるワンピースでは、肩幅や身幅などは同じで、丈の長さをショート、ミドル、ロングから選べるようにした。
現状、商品の生産は韓国で、商品企画から1カ月程度で販売可能なスピード感を重視。インスタグラムなどで次に流行りそうな商品をリサーチし、そこに「セブンドット」のコンセプトやアイデアを付加した物作りを素早く行うことで、SNS上で拡散されやすいと見ている。商品は大人の女性に認められ、ある程度の期間、しっかり着てもらえる品質と価格のバランスを模索し、7000円~2万1000円の中価格帯で展開している。
同社の寶諸社長はサイバーエージェント在籍中にアメーバブログと著名人のコラボ商品作りの責任者を務めていたこともあり、今後はインフルエンサーを巻き込んだ商品作りも進めるという。
情報発信も重視
通販サイトについては購入するだけのサイトではなく、読み物コンテンツを重視することで情報収集をしに来るサイトを目指す。スタート時は、ファッションを楽しみながら仕事をする女性へのインタビュー企画「ファッションバトン」や、6商品で1週間コーデが完成する「1ウィークコーディネート」、ファッション用語などの豆知識を届ける「ティップス」などを展開。インタビュー企画の対象者はさまざまで、これまでにインスタグラマーやタレント、中国出身で日本で働く女性などを取り上げている。
集客面では、SNS広告を実施しているが、インタビュー企画に登場するインスタグラマーなどの名前での検索も含め、オーガニック検索による流入が5割程度と多いようだ。また、コンテンツの充実化もあってサイトのPV数は、4月は半月で3月単月の約1・4倍に増えるなど一定の成果も出てきている。
現状、集客施策はSNSが中心のため、要ターゲット層の30代~50代女性だけでなく、20代も多いという。同社では深いコミュニケーションが図れるユーザーの獲得を強化し、座談会などを開催してファンと一緒に商品を企画する取り組みも行う考え。
なお、同社はシステム開発からウェブサイトの制作・運営業務に加え、販促面も含めた一気通貫で企業のウェブサービスなどを支援する機会が増えており、今回、「セブンドット」で得たノウハウも取引先に還元していく考えで、ブランディングも含めたウェブ上のさまざまな業務を手助けできる体制、メニューを充実させる。