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ジーノ 美白ケアの名称変更、新UVを19年度に売上1億円計画

2019年11月11日 13:15

 味の素は12月1日、化粧品通販で展開する美白シリーズの名称を変更する。「Blancfia(ブランフィア)」の名称で展開していたが、主力スキンケア「JINO(ジーノ)」に合わせ「ジーノホワイト」に変える。同日には、UVケア製品をリニューアル発売。商品単体で19年度に1億円の売り上げを目指すとしている。

 発売するUVケア製品「アミノUVプロテクトマイルド」(=画像)は、ボディ用途の使用感の改善を図った。高密着処方によりウォータープルーフ性を従来比で40%高め、衣服などによるこすれに強くしている。保湿作用のあるアミノ酸3成分(PCA、プロリン、ベタイン)や、バリア機能のあるアミノ酸系成分「エルデュウ」などの成分を増量。一方で、容量は30から40ミリリットルに増やし、価格は現行品(税込3410円)から13%値下げして2970円(税込)にした。

 皮膚が赤くなる原因となる紫外線B波を防ぐ機能の高さを示す「SPF」、シワなどの原因となる紫外線A波に対する機能性を示す「PA値」は、「SPF50+、PA++++」と国内基準で最も高いレベルにしている。肌の負担になる紫外線吸収剤は使用していない。

 市場調査会社の調べによると、UVケア製品の国内市場は、「顔用」「ボディ用」を含め2018年に13年比で30%増となる411億円まで拡大しているとされる。紫外線防御や洗浄性、美白機能など機能性の多様化が進んだことに加え、顔や体など使用目的に応じた使い分け、UV意識の高まりを受けた年間を通じた利用が背景にあるとみられる。
 
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