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2024年 3月22日 12:00
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全国を北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国・九州・沖縄の5地区に分けて、それぞれ約100店舗ずつ、合計500店舗が参加する。8月2日までが予選となっており、各地域から上位3店舗が決勝に進出。決勝は16日~22日まで開催され、結果は28日に発表される。1~3位の店舗のほか、特別賞の受賞店舗も告知する。
同社では2015年、「楽天市場甲子園」として、ジャンルで区切った店舗対抗型の企画を実施した。今回はジャンルをグルメに絞り、参加店舗数も500店まで拡大する。
同社コマースカンパニーマーケットプレイス事業ECコンサルティング部の小野由衣ヴァイスジェネラルマネージャーは「4年前に開催したイベントの結果を見ると、参加店舗への新規ユーザーの来店数、購入ともに増加した。新しいグルメ商品と消費者との出会いの場になるのではないか」と意気込む。
参加店舗は1商品を選び、特設サイトに掲載する。商品価格は店舗によってまちまちで、60%程度が3000円未満だが、1万円を超える商品を出品する店舗もあるという。特設サイトのトップページからは各地区の予選ページにリンクされており、「途中経過」として各地区の上位10商品までがランキング形式で掲載される。店舗はこうした途中経過を受けて、独自にポイントを増量したり、SNSでアピールしたり、予選を勝ち抜くための販促を行うことも可能だ。
予選のキャンペーンとしては、参加全店舗で使える税込6000円以上の購入で300円割引となるクーポン、同4000円以上の購入で200円割引となるクーポン、同2000円以上で100円割引となるクーポンを配布。それぞれ1人3回まで利用可能となっており、多くの店舗での購入を促す狙い。
また決勝では、エントリーしたユーザーのうち、抽選で300名に購入金額分のポイントバック(上限は5000ポイント)するキャンペーンも実施する。イベントのトップページにおいては、予選を勝ち抜いた15店舗の商品が並ぶ予定で、「楽天市場のトップページなどからの流入や動線を確保するなど、当社としても全面的に集客のバックアップしたい」(同社市場編成部コンテンツデザイン課ジャンルコンテンツグループの飯田美紀ヴァイスマネージャー=写真㊨)とする。
2018年の「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を食品ジャンルで受賞した15店舗のうち11店舗が参加するなど、有名店も多く出場する。予選への参加は先着順で「過去の経験から集客効果があることを知っている店舗も多く、告知をしてから3日くらいで枠が埋まった」(小野ヴァイスジェネラルマネージャー=写真㊧)という。