2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年10月24日 12:00
2023年 8月24日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月14日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年11月21日 12:00
2024年10月24日 12:00
2023年 8月24日 12:00
2024年11月14日 12:00
2024年 2月 8日 12:00
2023年 7月20日 12:00
2024年11月14日 12:00
2024年11月14日 12:00
2024年11月 7日 12:08
2024年 9月19日 12:00
2024年 4月11日 12:01
2024年10月24日 12:00
2023年 8月24日 12:00
2024年11月 7日 12:08
2024年10月24日 12:00
2024年10月31日 13:00
2024年 4月11日 12:01
2023年 7月20日 12:00
2024年 9月19日 12:00
2024年 3月22日 12:00
2024年 2月 8日 12:00
「南部せんべい」と言えば、知らない人はいない定番のせんべいだ。東北の旧南部藩発祥。約600年前から野戦食や保存食として食されてきた。ただ、高齢者に親しまれてきたものの、女性や子供には大きく、食べにくいなどの理由で浸透が遅れていた。
その中で開発したのが、刻んだ南部せんべいを加えた「チョコ南部」だ。2009年の発売からこれまで、120万個(10粒入り)を販売。6月1日にはレモン風味のホワイトチョコで爽やかな味に仕上げた「夏限定チョコ南部」(=画像)を発売した。10粒入り(税込540円)のほか、20粒入り、2粒入りを販売する。
発売に先駆け4月末からクラウドファンディング「Makuake」で先行予約販売を開始。スタートから約2週間で目標額(10万円)の約4倍の目標額を達成した。
通販は、楽天やアマゾンの仮想モールなどで展開。フェイスブックやインスタグラムの広告で若い世代にリーチすることで、地域や性別、年齢を超え、認知を図っていく。9月には、せんべいで人気の高いえび味の「南部えびせん」も発売する。
開発当初、社内では賛否があったという。きれいに焼き上げた良品をあえて割り、クランチチョコにするためだ。工場ではきれいに焼くための教育も続けてきた。
ただ、東北では、実は、南部せんべいは煮たり汁物に使われるなどして愛用されている。「良品をあえて割る」という一見、理解に苦しむ新発想も、さまざまな形で食されてきた商品を見てきた地元メーカーならではの発想が生んだヒットといえそうだ。