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千趣会の「暮らす服」店舗、関東圏での出店を加速、11月22日・23日に新店開設

2012年11月29日 10:57

4-1.jpg千趣会(本社・大阪市北区、田邉道夫社長)のグループ企業、千趣会リテイリングサービス(同・川楠拓二社長)は、関東圏での「暮らす服」店舗の出店を加速させている。11月22日、23日に埼玉および千葉の各県で相次ぎ新店をオープン。出店する商業施設の来店客層を勘案し、品ぞろえを変えるなど、今後の店舗展開を睨んだ試みを盛り込む。

11月22日にオープンした「暮らす服 鷺宮店」は、埼玉県久喜市に所在する商業施設「アリオ鷲宮」内に出店。営業時間は午前10時から夜9時までで、売場面積は38・92坪、同商業施設の1階部分に立地する。

 「アリオ鷺宮」は、同日にグランドオープンした商業施設で105店のテナントが出店。ヤングファミリー層を中心とした幅広い層の顧客をターゲットとしており、「暮らす服 鷲宮店」では、ファミリー層の来店を意識し、メーン商品となる婦人アウターやインナー、ファッション雑貨のほか、子供服の取り扱いも行う。

 また、23日には、商業施設「イオンモール成田」(千葉県成田市)内に「暮らす服 成田店」をオープンした。同商業施設のリニューアルに合わせてオープンしたもので1階部分に立地。営業時間は午前9時から夜10時までで、売場面積は84・6坪になる。

 「イオンモール成田」は、専門店やアミューズメントなどからなる複合型の商業施設で、郊外立地ながら高い集客力を持つ。「暮らす服 成田店」では、同商業施設の特徴を勘案。婦人衣料やファッション雑貨に加え、生活雑貨を品ぞろえすることで、売場のバラエティ感や楽しさを演出する。

 「暮らす服」店舗は、"センスの良い普段着を手頃な価格で提供するライフスタイルショップ"として展開。通販で扱う商品を実際に手に取り、購入できる場を提供することで、「ベルメゾン」ブランドの認知度アップや通販の新規顧客開拓につなげるなどの狙いがある。

 今回の「鷲宮店」および「成田店」の開設により、関東圏5店舗、関西なども含めた全体で15店舗体制となるが、今後も、商業施設の立地や来店客層に応じた店作りの取り組みを進めていく考えのようだ。

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