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サントリーウエルネス　男性用スキンケアが好調、売上目標9億円に上方修正

　サントリーウエルネスが40代以降の男性向けに展開するオールインワンスキンケア「VARON(ヴァロン)」の販売が好調に推移する。今年3月の発売から約半年で20万本を出荷。今期の売上目標としていた3億円を、発売5カ月で突破した。これを受け、今期の売上目標を9億円に上方修正した。
 









　「ヴァロン」は、40代以降の男性向けスキンケア。肌荒れを防ぐ成分として、ウイスキー原酒の熟成に用いる樽の木材種の一つ、スパニッシュオーク材から抽出した「ウイスキー樽材エキス」や、におい物質の吸着が期待できる「ウーロン茶エキス」などの独自成分を配合。男性の肌トラブルに対応する。

　商品は、これまで20ミリリットル(税抜2000円)と120ミリリットル(同7500円)の2タイプ(香りは3種類)を販売していた。10月22日からは、関東、大阪エリアでテレビCMの展開を開始。「告白」との文言とともに10日間使用した各年代の男性のコメントを伝え、前向きな気持ちに変わる姿を演出している。好調を受けて、12月1日には、より試しやすく、一定期間継続できる40ミリリットルタイプ(同3000円、約1カ月分)を発売する。

　40～70代の男性874人を対象にした調査(自社調べ)によると、「男性がスキンケアすることはよいことだと思う」など、スキンケアに肯定的な回答が98%に上り、70代を含む各年代別も96～99%あるなど意識の高まりがみられ、メンズスキンケア市場の拡大を裏付ける結果だった。「見た目や身だしなみに気を遣うようになった」、「年齢を重なることを前向きに捉えるようになった」など、ポジティブな変化も7割に上った。

 

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