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トラック運送による各宅配便の取扱個数を見ると、「宅急便」は前年度比1・8%減の18億353万個(前年度18億3668万2000個)、「飛脚宅配便」が同1・2%減の12億4663万8000個(同12億6222万5000個)、「ゆうパック」が同7・6%増の9億4221万4000個だった。大手3社の合計が全体に占める割合は93・7%(同94・4%)となる。
そのほかでは、福山通運などの「フクツー宅配便」が38・6%増の1億4232万4000個(前年度1億268万5000個)、西濃運輸などの「カンガルー便」が同6・2%減の1億2060万個(同1億2860万4000個)となった。
航空等を利用した宅配便の取扱個数は全体で前年度比16・9%増の4639万9000個(前年度3968万5000個)。最も多かったのは「飛脚航空便」(佐川急便)の905万9000個(同847万6000個)、次が「宅急便(タイムサービスなど)」(ヤマト運輸ほか2社)の718万2000個(同684万4000個)だった。
一方、メール便の取扱冊数は9便合計で前年度比4・8%減の50億2111万9000冊(前年度52億7599万2000冊)。便名で見ると、最も多い「ゆうメール」(日本郵便)が同0・4%増の36億5042万3000冊(同36億3742万5000冊)、2番目の「クロネコDM便」(ヤマト運輸)が同17・3%減の12億1152万5000冊(同14億6495万5000冊)となり、上位2便が全体に占める割合はそれぞれ72・7%、24・1%になっている。