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ティーライフ 新化粧品ブランドを展開、カテゴリー売上高10億円目指す

2018年 2月15日 09:54

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 健康茶や化粧品の通販を行うティーライフは2月15日、化粧品の新ブランドを立ち上げる。自社が取り扱う茶葉から抽出したエキスを共通成分とし、洗顔とふき取り、保湿の3ステップケアを提案する。新ブランドは化粧品部門の基幹ブランドとして位置付け、順次、既存商品をリニューアルして投入する予定。現状は4億円弱の化粧品売上高を、3年で10億円まで引き上げを目指す。

 発売したのは「teatea(ティアティア)」。洗顔フォームとふき取り化粧水、オールインワンジェルの3アイテムをラインアップした。ふきとり化粧水とオールインワンジェルはナリス化粧品のOEM供給を受ける。

 共通成分として「プーアール茶」と「緑茶」、「ルイボスティー」から抽出したエキスを配合した。エキスを抽出した茶葉は自社商品を使用した。

 発売20周年となるロングセラー商品の「プーアール茶」のエキスは重合カテキンを多く含み、肌のきめを整えるという。静岡県産茶葉を使った「緑茶」のエキスはカテキンやテアニンが豊富で、うるおいを与えるとした。仮想モールで人気商品となる「ルイボスティー」のエキスはフラボノイドやミネラルを含み、抗酸化力があるほか健やかな肌に導くとした。

 主力商品はふき取り化粧水で、共通3成分のほか、ハトムギやAHA(乳酸)を配合。肌を柔らかくしうるおいを与えながら、肌に負担をかけずに古い角質をケアするという。ふき取り化粧水は15年前から取り扱っており、既存商品を強化してリニューアルした。

 ふき取り化粧水を3ステップケアに取り入れるケースは少ないものの、肌を明るくし、次に使用するオールインワンジェルの肌なじみを促すことなどから採用。また、15年前からふき取り化粧水の取り扱いがあり、好評だったという。

 なお、共通3成分のほかに、洗顔フォームに美容泥くちゃと、パパイン酵素を配合。毛穴の汚れを吸着し、肌のきめを整えるとした。オールインワンジェルに、保湿成分としてサクランやアルガンオイルを加えた。

 ターゲットは30~50代の女性で、シンプルケアを提案していく。すでに既存客向けには発売を開始しており、お茶のあるライフスタイルを提案し、健康茶と化粧品をあわせて内外美容を訴求する。

 同社では既存の基礎化粧品についても新ブランド「ティアティア」に切り替える。スペシャルケアアイテムなど数アイテムを取り扱っており、リニューアルする予定で、共通3成分の使用についてはアイテム別にそれぞれ検討する考え。

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