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白鳩 ソックスで新ブランド、下着と親和性でまとめ割も

2018年 1月11日 10:18

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 白鳩は昨年12月22日、ソックスのオリジナルブランドを立ち上げた。主力の下着と親和性が高く、売上比率は6・1%と一定の需要があることに着目した。日本製の品質と購入しやすい価格設定にこだわった8アイテムからスタートし、順次、新商品を投入していく。まとめ買いで割引する販促企画を行い、売り上げの伸長を目指す。

立ち上げたソックスのブランドは「SHIROHATO」。社名と同じブランド名にすることで、企業としての認知度の向上を目指す。ストッキングで祖業した経緯を踏まえ、象徴的なブランドとして育成していく。

 新ブランドの立ち上げに伴い、ソックスなどを扱うレッグカテゴリー専従の担当者1名を配置した。昨年5月に立ち上げた事業開発改革室が主管部署となって、担当する専務の下で企画や販促を行う。

 第1弾は、"リピートしたい靴下"をテーマに、日常的に着用できるベーシックアイテムを提案した。「爽やかDRYタッチ ボーダースニーカー丈」や「トップくるくる ボーダークルー丈」、「なめらかで肌触りの良い リブスニーカー丈」などをラインアップした。アイテムごと速乾性や遮熱性、防臭効果のある「ドラロン」や、吸水性と速乾性、ソフト感が特徴の素材「ホワイトレイン」、吸水速乾性と防臭機能があり、さらりとした履き心地を保つ「エコペット」などの高機能素材を使用し、機能性で差別化を図る。

 価格は1足380円(税抜)とし、購入しやすさを重視した。3足購入すると1035円の割引価格で購入できる「まとめ割」で提案し、販売促進につなげる。

 今後、健康や美容、スポーツなどのニーズに特化したラインを順次発売する。春以降に新商品を投入する計画で、品ぞろえの拡充を図る。

 2017年8月期におけるレッグカテゴリーの売上比率は6・1%だった。下着を購入した人がソックスなどを購入するケースが目立ち、売上高は前期比約20%増で伸長していた。一方で、民間企業の調査によるとレッグウェア市場規模は6190億円と大きく、市場性があると判断した。

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