通販専門放送を行うジュピターショップチャンネル(JSC)が6月4日に通販番組で紹介した掃除機が1日で15億7000万円を売り上げ、これまでの同社の1日あたりの1商品での販売額、12億円超を上回り、過去最高記録を更新したという。大幅な値引きによる価格訴求とテレビ通販に合わせた新聞広告出稿や地方局でのインフォマーシャルによる新規顧客の獲得などが奏功したようだ。
1日あたりの1商品での販売額の過去最高記録を更新したのはコードレス掃除機本体に加えて、隙間ノズルなど特別な付属品を付けたセット「ダイソン フラフィ スティック&ハンディの1台2役!コードレスクリーナーDC74特別セット」。同商品は6月4日に放送した家電のみを24時間に渡って紹介する特別編成番組「オールスター家電祭 2017夏」でその日に最も訴求したい商品を紹介する「ショップ・スター・バリュー」などで繰り返し、合計11時間に渡って紹介したもの(=㊤
写真は当日の番組の様子)。なお、当該商品は通常は税込9万1584円で販売するが、当日限定で58%引きの同3万7800円で販売した。
同社によると当日は、当該商品を紹介するキャスト(番組司会者)および一緒に出演するゲストのダイソンの担当者は時間によって入れ替わりながらも、次の番組の担当者に自身が担当した番組について細かく情報を共有し、番組中で行うデモンストレーションの細かな改善点や注意点を引き継ぐことで次の番組放送時にすぐに反映、実行し、1日の中で何度も改善を繰り返したことなどにより、商品の訴求力を増すことができたなどとしている。
また、当日は自局のテレビ通販に加えて、「DC74」および特番で同じく販売した空気清浄機能付扇風機「ダイソン ピュアクールTP00」を訴求するインフォマーシャルを地方局(地上波)22局とBS局3局で放送。また、同じく「DC74」をメインに他のダイソンの家電商品を複数点、紹介した新聞広告を全国紙(読売・朝日・産経・毎日)とブロック紙、地方紙の合計9紙に出稿したことで一定の新規顧客の取り込みにも成功した模様だ。
「そもそもの商品力と緻密に練られた販売計画、臨機応変な生放送という強みを生かしたことに加え、新聞広告やインフォマーシャルでの物販が後押しした」(田中社長)結果、昨年12月4日に放送した24時間に渡って英家電メーカー「ダイソン」の商品を紹介する特番「24時間まるごとダイソン」で本体のカラーやセット組みの内容などが異なるものの、同じく目玉商品として紹介した「ダイソン フラフィDC74 特別セット」で達成したこれまで1日あたりの1商品での販売額の最高記録、12億8000万円を上回る15億円超という販売額をあげたようだ。
6月4日当日の全体の売上高も好調に伸ばしたたようで、当日の日商は昨年11月1日に記録した過去最高日商である28億7000万円に次ぐ20億6000万円だったという。
同社では今期の業績目標について、創業20周年の記念の年で様々な試みやイベントを行い、前年比2桁増と好調な伸びを見せた前期の実績を上回ることを目標に掲げているが、6月の「家電祭」のほか、5月に実施した「夏いち!大感謝祭」など特別編成の大型特番などの売り上げが好調で今期第1四半期(4~6月)の売上高は前年同期を上回っており、順調だという。また、第2四半期(7~9月)の出足についても「日によってバラツキはあるが、ならせば非常によい業績だった昨年並みには行っており、手応えはある」(田中社長)としている。
今期の今後の業績については好調だった前期の中でも特に売り上げを伸ばした夏から秋口、つまり、8~11月の売上高が前年をクリアできるかが通期で前期超えを果たすための最大のポイントと見られており、このため、「11月までに向けて、社内で最も重要なプロジェクトとしてチームを立ち上げて商品や企画を練っている。(これらがどう売り上げにつながるかは)お客様次第で分からないが、前期に増えた顧客基盤は今期もそのまま維持できていることもあり、期待したい」(田中社長)とし、通期での前年実績超えについては「チャレンジングだが届くためにがんばりたい」(同)と期待感を示した。
1日あたりの1商品での販売額の過去最高記録を更新したのはコードレス掃除機本体に加えて、隙間ノズルなど特別な付属品を付けたセット「ダイソン フラフィ スティック&ハンディの1台2役!コードレスクリーナーDC74特別セット」。同商品は6月4日に放送した家電のみを24時間に渡って紹介する特別編成番組「オールスター家電祭 2017夏」でその日に最も訴求したい商品を紹介する「ショップ・スター・バリュー」などで繰り返し、合計11時間に渡って紹介したもの(=㊤写真は当日の番組の様子)。なお、当該商品は通常は税込9万1584円で販売するが、当日限定で58%引きの同3万7800円で販売した。
同社によると当日は、当該商品を紹介するキャスト(番組司会者)および一緒に出演するゲストのダイソンの担当者は時間によって入れ替わりながらも、次の番組の担当者に自身が担当した番組について細かく情報を共有し、番組中で行うデモンストレーションの細かな改善点や注意点を引き継ぐことで次の番組放送時にすぐに反映、実行し、1日の中で何度も改善を繰り返したことなどにより、商品の訴求力を増すことができたなどとしている。
また、当日は自局のテレビ通販に加えて、「DC74」および特番で同じく販売した空気清浄機能付扇風機「ダイソン ピュアクールTP00」を訴求するインフォマーシャルを地方局(地上波)22局とBS局3局で放送。また、同じく「DC74」をメインに他のダイソンの家電商品を複数点、紹介した新聞広告を全国紙(読売・朝日・産経・毎日)とブロック紙、地方紙の合計9紙に出稿したことで一定の新規顧客の取り込みにも成功した模様だ。
「そもそもの商品力と緻密に練られた販売計画、臨機応変な生放送という強みを生かしたことに加え、新聞広告やインフォマーシャルでの物販が後押しした」(田中社長)結果、昨年12月4日に放送した24時間に渡って英家電メーカー「ダイソン」の商品を紹介する特番「24時間まるごとダイソン」で本体のカラーやセット組みの内容などが異なるものの、同じく目玉商品として紹介した「ダイソン フラフィDC74 特別セット」で達成したこれまで1日あたりの1商品での販売額の最高記録、12億8000万円を上回る15億円超という販売額をあげたようだ。
6月4日当日の全体の売上高も好調に伸ばしたたようで、当日の日商は昨年11月1日に記録した過去最高日商である28億7000万円に次ぐ20億6000万円だったという。
同社では今期の業績目標について、創業20周年の記念の年で様々な試みやイベントを行い、前年比2桁増と好調な伸びを見せた前期の実績を上回ることを目標に掲げているが、6月の「家電祭」のほか、5月に実施した「夏いち!大感謝祭」など特別編成の大型特番などの売り上げが好調で今期第1四半期(4~6月)の売上高は前年同期を上回っており、順調だという。また、第2四半期(7~9月)の出足についても「日によってバラツキはあるが、ならせば非常によい業績だった昨年並みには行っており、手応えはある」(田中社長)としている。
今期の今後の業績については好調だった前期の中でも特に売り上げを伸ばした夏から秋口、つまり、8~11月の売上高が前年をクリアできるかが通期で前期超えを果たすための最大のポイントと見られており、このため、「11月までに向けて、社内で最も重要なプロジェクトとしてチームを立ち上げて商品や企画を練っている。(これらがどう売り上げにつながるかは)お客様次第で分からないが、前期に増えた顧客基盤は今期もそのまま維持できていることもあり、期待したい」(田中社長)とし、通期での前年実績超えについては「チャレンジングだが届くためにがんばりたい」(同)と期待感を示した。