フェリシモは４月１０日、プロサッカー選手で川崎フロンターレ所属の中村憲剛選手とコラボレーションした親子服の販売を開始したと発表した。中村選手が同社の子供服ブランド「アノネ」を愛用していることから今回のコラボがスタートした。「家族で楽しめる親子服」として企画したもので、サッカー界きっての"イクメン"として知られる中村選手のアイデアが詰まった商品という。

　「家族で楽しく着られてお出かけしたくなる服」をテーマに、アイテムやデザインを両者で決めた。企画会議には中村選手の夫人も参加。ミサンガのルーツである「ボンフィンテープ」やサッカー強豪国のカラーを取り入れるなど、サッカー選手ならではのアイデアに加えて、着心地やシルエットにもこだわった。

　販売するのは「世界の強豪国をイメージしたデザインボーダートップス」（キッズは税別２２００円、レディースとメンズは同２９９０円、いずれも月１枚）と「こだわりデザインのＵＶパーカー＆ブルゾン」（大人が同３９９０円、キッズが同２９９０円、いずれも月１枚）。トップスはサッカー強豪国の国旗やユニフォームをイメージしたカラーをエリや袖口に配色。キッズとメンズはお揃いの太めボーダーで、袖の配色を左右色違いに。レディースは中村選手夫人の「お揃いすぎるのは苦手」という意見を取り入れ、細ボーダーとした。

　また、両アイテムともに中村選手の座右の銘をプリントした「ボンフィンテープ」を付けた。販売価格の一部は「ピンクアンブレラ運動基金」として、児童虐待やいじめ問題から子供たちを救うための活動に活用される。