オットージャパン（本社・東京都世田谷区、田中進会長兼ＣＥＯ）は震災復興支援の一環として、２０１２年10月～12月にかけて衣料品１０００枚を寄贈したほか、被災地の宮城県石巻市に社員ボランティア６人を派遣し復興イベントの運営をサポートした。

　同社は、東日本大震災の直後にも義援金１０００万円を寄付したり、緊急の支援物資として宮城県や岩手県大船渡市に婦人用防寒着、下着など衣料品約８８０点を寄贈したほか、チャリティー商品の販売や募金活動などを継続してきた。

　今回、被災地が２度目の冬を迎えるのに合わせて、ファッション通販企業として服を軸にした支援を改めて実施。衣料品の寄贈については、ＮＰＯ「絆ＪＡＰＡＮ」と「ふんばろう東日本支援プロジェクト宮城」、ＮＰＯ「ヒューマンソーシャルハーモニー研究所」の３団体が10月～12月にかけて開催した５つの復興イベントに合計１０００枚の新品衣料を届けた。

　同時に、絆ＪＡＰＡＮが石巻市内で実施した２つのイベントにオットーの社員を派遣し、寄贈衣料を景品にした輪投げなどのゲームを担当（画像）。プレゼント用のシャツと同じものを着用して、被災者が選ぶときに色味やサイズ感などが分かりやすいようにしたという。

　同社では、中長期的な被災地支援を念頭に、現地で被災者の自立支援や生活支援、コミュニティー再建などを目的とした活動をしている団体と協働。今後もさまざまな取り組みを展開していく考えだ。