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興和  健食通販に参入、3年以内に100アイテムを展開

2012年11月 8日 16:16

 医薬品メーカーの興和が健康食品通販に参入する。10月30日からグルコサミンや青汁、ビルベリーなどを主原料とする健食8アイテムを展開。3年以内に100アイテムのラインアップを予定しており、顧客の幅広いニーズに応えることができる総合サプリメントメーカーを目指す。


 
 興和では、「KOWA Happiness Direct(コーワ ハピネス ダイレクト)」の名称で通販事業を展開。医薬品メーカーとして培った品質管理のノウハウを活かし、自社で策定した3つの安全品質基準をクリアした商品のみ展開する。

 全ての商品は、健食のGMP認証を受けた製造工場で製造。日本健康食品・サプリメント情報センターが認証する「ハイクオリティ認証」を取得する。人体への影響を確認するヒト試験も行い、安全性を確認する。

 また、専用の相談窓口「KOWA健康コンシェルジュ」を開設。サプリメントアドバイザーの資格を持つ3人の専任スタッフが相談対応する。

 取り扱うのは、「発酵グルコサミン+オオイタドリ」(税込4700円)、「国産イチョウ葉エキス」(同4880円)、「らふま」(同4500円)、「プレミアムクラス プロポリス」(同1万2600円)、「ビルベリー」(同3480円)、「極太毎日抹茶青汁」(同3000円)、「青汁珠」(同3500円)、「知恵皇」(同4800円)、「発酵イソフラボン」(同8500円)の8アイテム。来年4月までに20品目程度まで拡充し、通販事業を本格化する。

 10月30日には、朝日新聞で全段広告を展開。当面は、「発酵グルコサミン+オオイタドリ」「ビルベリー」「極太毎日抹茶青汁」の3アイテムを新規獲得商材として新聞広告を中心に顧客獲得を進める。

 興和は、医療用医薬品の販売や医療現場で満たされない医療ニーズに応えるため、新薬開発やOTC医薬品、ヘルスケア製品の展開を強化してきた。今年4月に健食の開発部門である「サプリメント開発部」を新設。健食の展開で健康維持から治療まで幅広いニーズへの対応を目指す。



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