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東急電鉄、食品宅配事業をスタート、食品と酒類のカタログ創刊

2012年11月 1日 10:46

東京急行電鉄(本社・東京都渋谷区、野本弘文社長)は10月25日、電話やネットなどで注文を受け、デパ地下商材を自宅まで届ける食品宅配事業をスタートした。新サービスは同社が運営主体となって始めたホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」の第1弾で、東急百貨店と連携して展開。週刊カタログ「東急百貨店フードダイレクト」(画像)と季刊誌「東急百貨店リカーダイレクト」を創刊した。
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「フードダイレクト」はデパ地下グルメや生鮮品、グロッサリーなど1500~1600品目を展開する。創刊号の巻頭では、東急百貨店が運営する「東急フードショー」と「東横のれん街」に出店する老舗・人気店のこだわりを特集。「鳩サブレー」で有名な豊島屋や、中華料理店の銀座アスターなどを紹介するほか、食と暮らしに関する連載コラム「日本の歳時記」を掲載している。

 一方の「リカーダイレクト」はデパ地下で人気のワインや日本酒など120~130商品を掲載。両カタログとも専用の通販サイトを用意してネット受注にも対応。正午までの注文分を翌日(1日4便)に届ける。

 現時点の対象地区は東急沿線のうち横浜市4区と川崎市3区で、順次エリアを広げるという。

 また、東急電鉄は「東急ベル」の第2弾として「家ナカお助けサービス」を11月1日にスタート。ハウスクリーニングや庭の草むしり、家具移動などを専門スタッフが行うほか、12月1日からは東急セキュリティの高齢者見守りサービスの利用者を対象に、安否確認や買い物の相談などに乗る「シニア定期訪問サービス」を始める計画で、グループを挙げて家ナカの消費・サービスを拡充する考え。

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