イマージュは来年１月１日、エイジングケア化粧品を発売する。10月１日から衣料品カタログの読者などに先行販売を開始した。同社では、新ブランドをグループ会社のアイムで展開する基礎化粧品「ライスフォース」に並ぶ柱に育てたい考えだ。

　新ブランドの名称は「ＰＨＹＴＯＬＩＦＴ（フィトリフト）」。販売するのは洗顔料「クリーミーフォーム」（税込２９４０円）、角質ふきとり化粧水「マイルドクリアローション」（同３９９０円）、化粧水「ローション」（同４８３０円）、美容液「エッセンス」（同５８８０円）、美容クリーム「クリーム」（同６９３０円）、美容ジェルクリーム「オールインワンジェル」（同４８３０円）、美容液ファンデーション「オールインワンヴェール」（同３９９０円）の全７商品となる。

　ライスフォースよりも安い価格設定としたほか、１品ずつ使う人むけの「エイジングケアシリーズ」と忙しい人向けの「オールインワンシリーズ」の２ラインアップを用意することで差別化した。

　独自開発した植物性の「フィト発酵エキス」を配合した。美肌に有効な成分を作りだすとされる「繊維芽細胞」の増殖効果が、プラセンタの約２倍あることから、肌のハリや弾力を高めることが期待できるほか、荒れ肌の改善効果や保湿効果などもあるという。主なターゲットは40代女性だが、同社では「20～30代女性にもアピールしたい」（Ｊコンテンツ事業部）とする。

　10月から衣料品カタログ「イマージュ」１００万部に化粧品のチラシをテスト的に同梱しているほか、ネット販売も開始。購買動向をみながら、来年１月からは折込チラシやネット広告などで本格的な販促を開始する計画。