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オルビス、30代向け化粧品刷新、"オイルカット"の真価訴求

2012年 7月 5日 14:44

オルビス(本社・東京都品川区、町田恒雄社長)は8月25日、主力化粧品「アクアフォース エキストラライン」をリニューアルする。「エキストラライン」は、30~40代の女性を主なターゲットとして初期老化に対応するもの。リニューアルでは、長年の研究で得た新たな知見を武器に、"オイルカット"の価値を訴求していく。
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「オイルカットこそ肌本来の活力を引き出し、美しさを実現できるもの」。6月27日の新商品発表会では、町田社長からこのような力強いメッセージが発信された。

 新ラインの最大の特徴は、不要なオイルを含まない水環境、つまりオイルカットこそが肌機能の正常化を助ける2つの"インナー酵素"の活性化を助けるものであるというもの。「トランスグルタミナーゼ(酵素)」が角層の良好な形成を助け、「プロテアーゼ(同)」が正常なターンオーバーを促す。このことが肌のバリア機能や保湿機能を高めることにつながるというものだ。これに肌の保水力を高める複数の保湿成分を配合した。

 「エキストラライン」は、20~30代向けの「アクアフォース レギュラーライン」と、40代向け「エクセレントエンリッチシリーズ」をつなぐ重要な役割を果たすもの。現在、アクアフォースの顧客のうち3~4割程度が「エキストラライン」を愛用するが、リニューアルで、よりスムーズな移行を促していく。

 当面はマス媒体を使ったプロモーションは展開せず、女性誌への広告出稿やネット周りの施策を中心に展開。10月をメドに行うサイトリニューアルでは、顧客の購入履歴や属性に応じて最適なサイト画面を表示する「個客」対応も検討する。

 オルビスでは、新ライン発表に合わせ、新たなブランドステートメントを「『オイルフリー派ダ』宣言」と定めた。

 従来のステートメントは、顧客や地球のきれいに貢献する企業でありたいという思いを込めた「キレイナ ミライニ オルビス」。新たなステートメントには、「送料無料」、「全品返品保証」「サンプル制度」、今秋から始める「一部地域即日配送・全国翌日配送」など、既成の常識に捉われず、数々の"フリー"を実現する革新的なブランドを目指す決意と覚悟が込められている。


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