設備投資も積極的に専門通販事業は減収増益だった。
「やや踊り場に差し掛かっているが、下期から増収に転じたいと考えている。今期は一定の利益額の確保をしながら、成長性を追求する予定だ。短期経営計画の最終年度となる、2013年3月期には利益と売り上げの成長を両立させたい」
「各事業の今期売上高は、化粧品のオージオは前期比9%増の50億円、健康食品のリフレは同14%増の53億円を見込んでいるが、もう少し上積みできると思う。一方でグルメは苦戦している。東日本大震災の影響で三陸の水産物が入荷しなくなったことが大きい」
増収に向けて販促費を積み増すのか。
「そうだ。折込チラシをはじめ、インフォマーシャル、新聞・雑誌広告、フリーペーパーなどさまざまな媒体を活用する。これまでは折込チラシに頼りすぎている面があったので、バランスを考えたい」
インフォマーシャルはどの局で放映しているのか。
「BS・CSに加えて一部地上波でも放映している。しっかりとテレビにも取り組みたい」
化粧品や健食は有名メーカーの参入もあり、競争が激化している。伸ばすためのポイントは。
「根性かな(笑)。もちろん、インテリジェンスを伴う必要はあるが。今までは取りこぼしていた部分が多すぎるので、特別なことをするというよりも、やるべきことをやれば成長できると思っている。どちらも、100億円規模まで成長するには商品力、ネットへの対応、サービス、マーケティング戦略など総合力が問われるのではないか」
グルメ事業ではワインの中国展開を開始した。
「上海を中心に卸事業を展開している。マーケットは大きいので成長の余地はあるだろう。将来的には国内と同等の100万本の在庫を揃え、他の地域や中国以外のアジア各国にもネットワークを広げていきたい」
海外でのワイン通販の展開は。
「B〓Cに関してはまだ何ともいえない。ただ、フルフィルメントさえ整備すればネット販売の展開は可能だ」
実店舗にも力を入れる。
「震災の影響で延期していたが、今年中にも50~60代の女性をターゲットとした店舗を、首都圏に2~3店オープンする予定だ。ベルーナの名前を前面に出して新規顧客を獲得していきたい。重要なのは通販との相乗効果だろう」
店舗をオープンすることで通販と食い合いになる部分もあるのでは。
「店に置いてある商品はほんの一部。店で購入した後に、家でネットやカタログを使って注文するなど、プラス効果が期待できる」
将来的には全国展開するのか。
「まずは実験店の状況を見てからだ。ビッグビジネスを目指したいとは考えている」
封入・同梱と通販代行サービスのソリューション事業が好調だ。
「本業の通販が好調なことが大きい。現在は通販への参入企業などを対象に、新規開拓も進めている。ライバルは多いが、本業が良ければソリューションの営業もやりやすいと思う」
フルフィルメント関連での設備投資は考えているか。
「来年にも基幹システムを刷新する。現在のシステムは2年前に導入したばかりだが、予想よりも購入点数の増加速度が速いためだ。前回の切り替えではリードタイムの短縮などサービスレベルが向上したが、今回は内部の効率向上を目指す。例えば、クレームや常連客にはベテランのオペレーターが対応するといったものだ。また、商品開発に活かせるような顧客の声を、全社員が共有できるようにする」
「物流センターもパンク気味なので、来年秋には間に合うように増設したいと考えている。まずは1万坪程度のセンターを開業し、状況に合わせて1万坪ずつ拡大していけるような場所が理想的だ」
総合通販事業の売上高1000億円を達成した後の目標は。
「社内的な目標はあるが、対外的にはまだ公開していない。売り上げ目標ありきというよりも、スケールの大きな仕事をしたい。社内を燃える集団にするのが社長の仕事だが、少しずつできていると思う」
専門通販事業は減収増益だった。
「やや踊り場に差し掛かっているが、下期から増収に転じたいと考えている。今期は一定の利益額の確保をしながら、成長性を追求する予定だ。短期経営計画の最終年度となる、2013年3月期には利益と売り上げの成長を両立させたい」
「各事業の今期売上高は、化粧品のオージオは前期比9%増の50億円、健康食品のリフレは同14%増の53億円を見込んでいるが、もう少し上積みできると思う。一方でグルメは苦戦している。東日本大震災の影響で三陸の水産物が入荷しなくなったことが大きい」
増収に向けて販促費を積み増すのか。
「そうだ。折込チラシをはじめ、インフォマーシャル、新聞・雑誌広告、フリーペーパーなどさまざまな媒体を活用する。これまでは折込チラシに頼りすぎている面があったので、バランスを考えたい」
インフォマーシャルはどの局で放映しているのか。
「BS・CSに加えて一部地上波でも放映している。しっかりとテレビにも取り組みたい」
化粧品や健食は有名メーカーの参入もあり、競争が激化している。伸ばすためのポイントは。
「根性かな(笑)。もちろん、インテリジェンスを伴う必要はあるが。今までは取りこぼしていた部分が多すぎるので、特別なことをするというよりも、やるべきことをやれば成長できると思っている。どちらも、100億円規模まで成長するには商品力、ネットへの対応、サービス、マーケティング戦略など総合力が問われるのではないか」
グルメ事業ではワインの中国展開を開始した。
「上海を中心に卸事業を展開している。マーケットは大きいので成長の余地はあるだろう。将来的には国内と同等の100万本の在庫を揃え、他の地域や中国以外のアジア各国にもネットワークを広げていきたい」
海外でのワイン通販の展開は。
「B〓Cに関してはまだ何ともいえない。ただ、フルフィルメントさえ整備すればネット販売の展開は可能だ」
実店舗にも力を入れる。
「震災の影響で延期していたが、今年中にも50~60代の女性をターゲットとした店舗を、首都圏に2~3店オープンする予定だ。ベルーナの名前を前面に出して新規顧客を獲得していきたい。重要なのは通販との相乗効果だろう」
店舗をオープンすることで通販と食い合いになる部分もあるのでは。
「店に置いてある商品はほんの一部。店で購入した後に、家でネットやカタログを使って注文するなど、プラス効果が期待できる」
将来的には全国展開するのか。
「まずは実験店の状況を見てからだ。ビッグビジネスを目指したいとは考えている」
封入・同梱と通販代行サービスのソリューション事業が好調だ。
「本業の通販が好調なことが大きい。現在は通販への参入企業などを対象に、新規開拓も進めている。ライバルは多いが、本業が良ければソリューションの営業もやりやすいと思う」
フルフィルメント関連での設備投資は考えているか。
「来年にも基幹システムを刷新する。現在のシステムは2年前に導入したばかりだが、予想よりも購入点数の増加速度が速いためだ。前回の切り替えではリードタイムの短縮などサービスレベルが向上したが、今回は内部の効率向上を目指す。例えば、クレームや常連客にはベテランのオペレーターが対応するといったものだ。また、商品開発に活かせるような顧客の声を、全社員が共有できるようにする」
「物流センターもパンク気味なので、来年秋には間に合うように増設したいと考えている。まずは1万坪程度のセンターを開業し、状況に合わせて1万坪ずつ拡大していけるような場所が理想的だ」
総合通販事業の売上高1000億円を達成した後の目標は。
「社内的な目標はあるが、対外的にはまだ公開していない。売り上げ目標ありきというよりも、スケールの大きな仕事をしたい。社内を燃える集団にするのが社長の仕事だが、少しずつできていると思う」