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マクアケアワード2022 高専設立プロジェクトがゴールド賞、挑戦の大きさや話題性を評価

2022年12月 1日 11:00

 応援購入サービス「Makuake」を運営するマクアケは11月25日、「マクアケ」でプロジェクトを実施した事業者および同社パートナー企業を対象とする表彰イベント「マクアケアワード2022」を都内のホテルで開催した(画像(上))。

 直近約1年間に「マクアケ」で実施されたプロジェクトの中から、サポーター数やサポーターとのコミュニケーション、応援購入金額、話題性、社会的なインパクトなどの観点から選ばれた「マクアケ・オブ・ザ・イヤー・2022」では25件のノミネートプロジェクトが表彰され、その中からゴールド賞には「あなたも『学校作り』しませんか?神山まるごと高専(仮称)設立プロジェクト」が選出された。

 同プロジェクトは、4人の起業家が私立高等専門学校として20年ぶりの新規開校を徳島県神山町で目指すもので、創設に当たって高専の先輩を1000人募集するというユニークな設計でプロジェクトを実施。目標としていた応援購入総額3000万円を開始48時間以内に達成するなど大きな話題を集めた。プロジェクトの終了後、来年4月の開校も決定し、”学校をつくる”という挑戦の大きさと世の中に与えたインパクトが評価された。

 神山まるごと高専の山川咲クリエイティブディレクターは、「国内で学校づくりのプロセスにかかわれることはほとんどない」とした上で、「苦労ばかりだったが、マクアケを通じて社会から応援されていることが分かり、辛い時でも『大丈夫』と前に進むことができた」と受賞の喜びを語った(画像(下))。

 シルバー賞は、耳に差し込まないオープン型設計のイヤホン「まるでスピーカー!未来の高音質と装着感!『オーラダンス ウェアラブルステレオ』」が、ブロンズ賞は「つめ切りは『面倒』から『感動』へ。スワダが贈る、スパッと快感の爪切り」がそれぞれ受賞した。

 また、「マクアケ」終了後も継続的にビジネスを拡大している実行者を称える「ビジネスインパクト賞」の3社の中から、「ベスト・オブ・ビジネスインパクト賞」には、プロジェクト実施中に話題となり、8000人以上のサポーターから応援購入され、「調味料選手権2022」でも総合1位を獲得した燻製アウトドアスパイス「ほりにしブラック」のプロジェクトを実施したミモナが選ばれた。

 「マクアケ」で複数回プロジェクトを実施して大きな成果を残した実行者に贈られる「レピートグロース賞」の3社の中から、「ベスト・オブ・リピートグロース賞」には、自動撮影カメラ「パワーショットピック」などのプロジェクトを実施したキヤノンマーケティングジャパンが選ばれた。

 なお、「マクアケ・オブ・ザ・イヤー2022」受賞プロジェクトの一部は、マクアケが展開する展示販売スペース「マクアケショップ」の一部店舗で展示。実際に手に取ってから購入できるほか、同社のECプラットフォーム「マクアケストア」でも受賞プロジェクトを紹介し、販売している。
 
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