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同賞は売り上げやユーザーの人気投票などを基に選ばれた店舗を表彰するもの。総合賞のほか、各ジャンルのすぐれた店舗に贈られるジャンル賞と楽天市場の各サービスで活躍した店舗を表彰するサービス賞がある。総合グランプリは、家電販売の「Joshin web 家電とPCの大型専門店」を運営する上新電機が4年ぶり2度目の受賞となった。2位はヤマダ電機、3位は「A―PRICE楽天市場店」を運営するMOA(前回は1位)となり、3位まで家電関連で占める結果となった。上位店舗には賞金を授与しており、1位店舗には100万円が、2位店舗には50万円が、3位店舗には30万円がそれぞれ渡された。
例年SOYは、受賞店舗を都内のホテルに招いて大々的に開催しているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインでのイベントとなった。
グランプリを受賞した上新電機の担当者は「栄えある賞が受賞できたのは、日頃から弊社を応援してくれている顧客、楽天、取引先の支援のおかげなので、心から感謝したい。リアル店舗以上の品質と、ECの強みである利便性で『幸せ提供業』として、顧客に喜んでもらえるサービスを提供していく。(受賞のポイントは)顧客の声をしっかり聞いて、それを一つひとつ確実に形にしていく。顧客からの問い合わせや叱責、称賛の言葉を、スタッフが形にしようと日々努力した結果ではないか。その上で、顧客や楽天、取引先に支えてもらえたということだろう」と述べた。
また、楽天の三木谷社長は「5万店舗の中から0・3%以下という、大変な競争を勝ち残って受賞したというのは、本当にすごいことだ。コロナ禍で日本人の消費パターンが大きく変わり、ネット通販はこれからも成長が加速していくだろう。楽天市場は世界に類を見ない、運営者と出店者の共存共栄の場。これからもしっかりとした場を提供し、発展していきたい。技術の革新や競合の出現もあるが、皆さんと一緒に日本をリードするマーケットプレイスを作っていきたい」とコメントした。
なお、4位はアルペン、5位はモダンデコ、6位は「くらしのeショップ」の山善、7位は「タマチャンショップ」の九南サービス、8位は「シードコムス」のエフ琉球、9位はタンスのゲン、10位は「越前かに職人甲羅組」の伝食だった。