オンワード樫山 新D2Cブランドの出だし好調、販売前に売れ筋予測し追加発注、イージーケアなど支持
2020年12月17日 10:20
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同ブランドはキーアイテムの白シャツをベースに、シーズンレスでノンアイロン、自宅で洗濯できるストレスフリーな素材の使用、着心地の良さなど現代の女性が求める価値にフォーカス。多様性のあるデザインの中から、それぞれの生活シーンに合う一着を選んで長く愛用してもらうことを目指している。
アパレル業界はプロダクトアウト型の商品提案が多いが、同ブランドでは顧客の声を可能な限り商品作りに反映させており、シーズンテーマを設定せず、”いま必要なアイテム”を形にするという。そのためにも顧客を招いた座談会などを頻繁に開催し商品開発に生かしているという。
また、サステナブルをブランドのコンセプトにも掲げており、商品在庫を極力持たない物作りを推進。主力商材のシャツなどに使用する生地在庫を持って2週間で商品を作れる体制を協力工場と実現した。
初回の生産量を抑えてユーザーの反応を見ながら追加生産するが、販売開始後に追加するのではなく、通販サイトのページビュー数や雑誌掲載数、インフルエンサーの着用数といったデータを見ながら売れそうな商品を予測し、販売前に小ロットずつ追加発注するため、購入者にはすぐ届けられる。
こうした取り組みが奏功しているほか、商品のイージーケア性やオンオフ両方で着用できる利便性、写真映えするデザイン面なども支持されているようで、販売開始以来、売り上げは好調に推移しており、初年度目標の上振れ達成も期待できる状況という。
2021年春夏シーズンは、引き続き白シャツを軸にしつつカラーシャツも展開する。また、今年はコロナの影響でセレモニー用アパレルの展開を休止したが、来春夏では同ブランドが考えるセレモニースタイルを提案。ハレの日だけでなく、普段着としても使える服を展開する予定で、シャツをベースにワンピース見えするセットアップのスカートや、美しいシルエットを叶えるパンツ、華やかなニット布帛コンビネーションのトップスなどを展開する。
加えて、ホールガーメント(無縫製ニット)で編んだニットを展開する。従来の製造方法では30%ほどのカットロスがあるが、糸とデザインプログラムを編み機にセットすればデザイン通りのニット服が編み上がるホールガーメントは生産にかかる時間とコストも大幅に削減できるほか、縫い代のアタリもなく着心地が良いという。
また、白シャツに続くキー商材としてワンピースを提案する(画像)。ワンピースは一枚できまる手軽さやカラーが楽しめるなど、「女性のハッピーな気持ちを表現しやすいアイテム」(同社)とし、カラーと素材のバリエーションを持たせて提案。春夏の中心価格はシャツが9000円~1万2000円、ニットが6000円~1万円、ワンピースは1万円台前半からとなる。
今後は、商品を実際に見たいという声に応えるため、全国での受注会やポップアップ店舗などの開催を検討するほか、顧客が求めるアイテムをブランドポリシーに沿って開発していく考えで、ファッション雑貨や生活雑貨などを展開する可能性もあるようだ。